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「キャッシング」と「カードローン」、使い方を誤ると「トラブル」に発展するかも!?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月20日 6時30分

「キャッシング」と「カードローン」、使い方を誤ると「トラブル」に発展するかも!?

「キャッシングやカードローンという言葉は、聞いたことはあるけれど、よく分からない」と、二つのサービスの違いを、正しく理解している人は少ないかもしれません。   どちらも「現金を借りられるサービス」ですが、それぞれ特徴が異なります。各サービスの特徴や利用方法を理解していないと、思わぬトラブルにつながりかねません。   そこで今回は「キャッシング」と「カードローン」の特徴をまとめました。さらに、キャッシングを利用する際の注意点もご紹介します。双方の違いを理解して、いざというときに、うまく活用しましょう。

キャッシングとは?

キャッシングとは、クレジットカードの付帯サービスの一つで、ATMや口座振り込みで、現金を借りられるシステムです。なお、このクレジットカードは、ショッピングなどでも利用できます。
 
クレジットカードの申し込み時に設定した、キャッシング利用上限額以内であれば、クレジットカードを利用して、現金の借り入れが可能です。借りたお金は、クレジットカードの利用額と一緒に引き落としされるか、ATMなどから振り込んで返済します。
 
即時に現金を受け取れるため、急に現金が必要になった際などには、便利な機能といえるでしょう。ただし、キャッシングはあくまで「お金を借りる」ことになります。利息が発生することを、念頭に置いておきましょう。
 

キャッシングとカードローンの違い

カードローンも、キャッシングと同じく、現金を借りられるサービスです。ただし、キャッシングと異なり、カードローンは現金の借り入れに特化したサービスのため、ショッピングでの支払いなどには使用できません。
 
両者の違いを図表1にまとめました。
 
図表1
 

キャッシング カードローン
使用可能範囲 ・ショッピング
・現金借り入れ
・現金借り入れのみ
借り入れ利用枠 小さい 大きい
金利 高い 低い

 
※筆者作成
 
現金の借り入れに関しても、大きな違いがあります。
 
借り入れに特化した「カードローン」は、借り入れできる上限額が数十~数百万円と大きく、比較的金利が低めに設定されています。対して「キャッシング」は、上限額が数十万円ほどと小さく、金利が高い傾向にあることが特徴です。
 
そのため、まとまった金額を借りたいときには、「カードローン」が適しています。
 
双方の特徴を理解して、自分に合ったカードを選択しましょう。
 

キャッシングに潜む三つのリスク

万が一、急にお金が必要になったときに現金を借りられるため、便利なキャッシングですが、使い方によっては、思わぬトラブルにつながりかねません。
 
キャッシングを利用するうえで注意すべき点は、以下の三つです。
 

●計画的に借り入れないと、返済が難しくなる
●お金を借りている感覚が薄れる
●返済が遅れると、ブラックリストに登録される

 
キャッシングは利便性が高い分、お金を借りている感覚が薄れやすくなります。お金を借りすぎてしまうと、後々の返済が困難になることも。そのため、計画性を持って利用することが大切です。
 
また、返済期日を一定期間過ぎると、ブラックリストに登録されてしまい、将来ローンが組めなくなるなど、信用性に傷がついてしまいます。お金を借りたならば、決められた期日までに返済しましょう。
 

キャッシングやカードローンは計画性を持って利用しよう

キャッシングやカードローンは、お金が必要になったときに、最短即日に現金が借りられて便利なサービスです。
 
しかし、その手軽さから、お金を借りている意識が薄れてしまうことも。いつのまにか借り入れ額が大きくなって「返済できない!」などというトラブルにつながりかねません。
 
双方の違いを理解して、計画性を持って利用しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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