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【住宅ローン】40代の平均残高は「1150万円」! みんなの残高を年齢・年収別に確認!

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月21日 9時40分

【住宅ローン】40代の平均残高は「1150万円」! みんなの残高を年齢・年収別に確認!

今は賃貸で暮らしていても、将来はマイホームを持ちたいという人も多いかもしれません。そんなマイホームを購入する際に多くの人が利用するのが「住宅ローン」です。では、各世帯ではどれくらい住宅ローンの残高があるのでしょうか。   本記事では、2人以上世帯の住宅ローン残高を年齢別・世帯年収別に解説します。住宅を購入する際の購入金額の目安も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

年齢別の住宅ローン残高

まずは、年齢別に住宅ローン残高を確認します。総務省統計局によると、2人以上世帯における世帯主年齢別の住宅ローン残高は図表1のとおりです。
 
【図表1】


 
総務省統計局 家計調査(貯蓄・負債編)二人以上の世帯 詳細結果表より筆者作成
 
30代の住宅ローン平均残高が1481万円と最も高額です。40代以降は徐々に住宅ローン残高が減っていることから、30代で住宅ローンを借りて返済が進んでいることが分かります。ぜひ、自分の住宅ローン残高が平均よりも多いか少ないかを確認してみてください。
 

年収別の住宅ローン残高

次に、世帯年収別の住宅ローン残高を確認しましょう。総務省統計局によると、世帯年収別の住宅ローン残高は図表2のとおりです。
 
【図表2】


 
総務省統計局 家計調査(貯蓄・負債編)二人以上の世帯詳細結果表より筆者作成
 
世帯年収が上がるごとに、住宅ローン残高は増加傾向です。そのため、世帯年収が高いほど多くの借り入れをしてマイホームを建てていることが分かります。特に、世帯年収1500万円以上の世帯は平均住宅ローン残高が1205万円と高額です。
 
ただし、世帯年収に対する住宅ローンの割合は80.3%(1205万円÷1500万円)となっていて、他の世帯に比べて高いわけではありません。
 

住宅を購入する際の金額目安

住宅ローン残高の平均を確認しましたが、マイホームの購入資金の目安はどれくらいなのでしょうか。購入する住宅の種類ごとに、購入資金の目安を確認しましょう。住宅金融支援機構によると、住宅種類ごとの年収倍率((予定建設費+土地取得費)÷世帯年収)は図表3のとおりです。
 
【図表3】


 
独立行政法人 住宅金融支援機構 2021年度フラット35利用者調査より筆者作成
 
土地付き注文住宅の年収倍率は7.5倍と最も高くなっています。世帯年収500万円の世帯が土地付き注文住宅を購入する際、購入資金の目安が3750万円(500万円×7.5倍)となるイメージです。マイホームにかける資金を検討する際の1つの基準にしてみてください。
 

まとめ

住宅ローンの平均残高を確認しました。住宅ローンの平均残高は30代が最も高く、また世帯年収が上がるほど残高も高額になる傾向です。
 
今から住宅ローンの利用を考えている人は、本記事で紹介した住宅を買う際の金額目安も参考にして、購入する家の価格や住宅ローンで借り入れる金額を決めてみてください。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(貯蓄・負債編) 2022年(令和4年)平均結果(二人以上世帯)
独立行政法人 住宅金融支援機構 2021年度フラット35利用者調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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