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手取り17万、ご祝儀に「3万円」も払えません! 結婚式に参加だけするのってマナー違反ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月21日 10時10分

手取り17万、ご祝儀に「3万円」も払えません! 結婚式に参加だけするのってマナー違反ですか?

家賃や食費、光熱費など毎月の給料はさまざまな出費に消えていくものです。なかには「手取りが17万円で生活費を捻出するだけで手一杯」という人もいるかもしれません。金欠のときに結婚式があると、ご祝儀を払えないものの参加はしたいと考えるケースもあるでしょう。このような場合、どうすれば良いのでしょうか。   そこで、本記事ではご祝儀を払わずに結婚式に参加するのはマナー違反かどうかについて解説します。

ご祝儀の相場は? 払えない場合でも結婚式に参加してもいい?

そもそも結婚式のご祝儀はいくらが相場で、必ず払わなければならないものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
 

・ご祝儀の一般的な相場

ご祝儀の金額は一般的に3万円ほどが相場だといわれています。お祝い金が1万円、飲食代や引き出物代が2万円というのがおおむねの内訳です。ただし、この3万円とはあくまでも一般的な金額であり、新郎新婦との間柄によっても金額が異なる場合があります。
 
また、結婚式で包むご祝儀は金額を奇数にすることが基本的なマナーです。これは奇数が割れない数であり「別れない」という願いが込められているためです。反対に偶数だと割り切れる数であり「別れ」を連想させるため、ご祝儀には適さないといわれています。
 

・ご祝儀を払わない場合でも結婚式に参加してもいい?

結婚式があるものの金欠の場合、ご祝儀を払わず結婚式に参加しても問題ないのでしょうか。結論からいうと、ご祝儀なしで結婚式に参加することは避けたほうが無難です。なぜなら、結婚式を挙げるためにさまざまなお金がかかっているためです。
 
そこには当然、参加者の食事や引き出物などの費用も含まれます。ご祝儀を払わないと、新郎新婦に費用面の負担をかけてしまう原因になるため注意しましょう。
 

ご祝儀が払えない場合の5つの対処法

ご祝儀が払えない場合の対処法を5つ紹介します。
 

・ご祝儀の金額を偶数にする

ご祝儀は3万円など、金額を奇数にすることが一般的なマナーとされています。しかし、2万円で「ペア」という意味を込め、金額を偶数にする人もいます。そこで、金欠の場合は3万円ではなく2万円を包み、金銭的な負担を小さくすることも一案です。その際、結婚式に参加する友人などに相談し、金額を合わせておくとスマートです。
 

・結婚式を欠席する

結婚式のご祝儀がどうしても用意できない場合は、無理せず欠席する手もあります。ただし、欠席する場合はなるべく早く新郎新婦に連絡を入れることが大切です。後日お祝いの気持ちを込めて贈り物をするのも良いでしょう。
 

・二次会のみ出席する

二次会のみの参加であれば、ご祝儀を用意できなくても問題ありません。ただし、二次会の参加費用が発生するため、あらかじめ金額を確認し、お金を用意しておきましょう。
 

・臨時収入を得る

ご祝儀を用意するため、副業をしたり不用品を売ったりして臨時収入を得る方法もあります。例えばアルバイトをしたり、必要のなくなったアクセサリーや衣類をリサイクルショップで売ったりすると収入を得られるでしょう。
 

・一時的にお金を借りる

ご祝儀を払えないもののどうしても結婚式に参加したい場合は、家族や友人などを頼る選択肢もあります。理由を説明すれば、手助けしてくれる人がいるかもしれません。ただし、借りたお金はなるべく速やかに返すよう心がけましょう。
 

結婚式への参加はご祝儀の用意を! 必要に応じて対処法を

結婚式を挙げるためにはさまざまな費用がかかっています。新郎新婦に負担をかけないためにも、結婚式に参加するゲストはご祝儀を用意することが一般的なマナーです。
 
金欠でご祝儀を用意できない場合は、金額を偶数にする、結婚式を欠席する、二次会のみ参加するなどの方法があります。ほかにも、臨時収入を得たりお金を借りたりする手もあるでしょう。必要に応じて対処法を試してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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