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【キャッシュレス決済は36%】コロナ禍の2022年で圧倒的に多かった決済方法は?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月21日 4時0分

【キャッシュレス決済は36%】コロナ禍の2022年で圧倒的に多かった決済方法は?

新型コロナウイルスの影響下にあったここ数年のあいだに、人々の生活様式はさまざまな面で変化を迎えました。その一つが決済方法です。現金だけではなく、デジタル技術を活用した決済方法が登場し、いまや多くの人たちに利用されています。   本記事では、キャッシュレス決済の基本を押さえつつ、2022年におけるトレンドを解説していきます。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済とは、商品やサービスの代金を現金で直接やり取りすることなく、支払いをする手段のことです。その種類は、大きく4つに分類されます。
 
・カード決済
クレジットカードやデビットカードなどは、「カード決済」とよばれます。VISAやMasterなどの海外系とJCBといった国内系があり、これまでも広く利用されてきました。
 
・モバイル決済
スマートフォンやタブレットなどの端末から、アプリを利用して支払う方法が「モバイル決済」です。主なものに、Apple PayやGoogle Pay、または各社が提供するQRコード決済が含まれます。
 
・電子マネー決済
交通系のSuicaやPASMO、商業店舗系のnanacoやWAONなどのプリペイド型電子マネーが該当します。チャージ方法も多様化しており、券売機やレジでチャージする方法だけではありません。あらかじめ設定している金額を下回ると、設定しておいた銀行口座やクレジットカードから自動的にチャージする方法もあります。
 
・オンライン決済
ネットバンキングや、ECサイトでの商品購入時などのように、インターネット上で決済を済ませる方法を「オンライン決済」とよんでいます。これも、キャッシュレス決済の一形態とされています。
 

2022年度のキャッシュレス決済の概要

2022年度におけるキャッシュレス決済は、大きな伸びをみせました。これは、新型コロナウイルスの影響による非接触のニーズ増加が、主な理由と考えられます。人々が感染リスクを避けるために非接触決済を選択し、さらには実店舗での買い物を避ける傾向にあったため、オンライン決済も増加しました。
 
加えて、政府のキャッシュレス推進策も効果を発揮し、さまざまな業種でキャッシュレス決済が普及したのです。
 

2022年度のキャッシュレス決済で最も多かったものは?

経済産業省は、キャッシュレス決済比率を向上させる政策を掲げています。具体的には、2025年までに4割程度をキャッシュレスにするという目標が設定されているのです。この目標達成度合いを定量的に把握するため、経済産業省はキャッシュレス決済比率を公表しています。そのデータによれば、2022年のキャッシュレス決済比率は36.0%を達成したのです。
 
内訳を見てみると、キャッシュレス決済で最も多かったのは、カード決済でした。具体的には、キャッシュレス決済比率36.0%のうち、クレジットカード決済とデビットカード決済が31.4%となりました。
 
つまり、2022年の時点では「キャッシュレス決済といえばカード決済」といってもよい状況なのです。その理由としては、カードの普及率が高く、また決済の手間が少ないことが挙げられます。
 
一方で、コード決済や電子マネー、オンライン決済も、年を追うごとに増加傾向にあり、それぞれ一定のシェアを確保しています。そのなかでも、特にコード決済の伸びが顕著でした。
 

新型コロナが変えた2022年の決済風景

人々の生活が新型コロナウイルスの影響を強く受けた結果として、キャッシュレス決済がより一層普及しました。特に非接触のニーズが高まるなかで、決済方法としてキャッシュレスが2022年には全体の36%を占め、そのなかでもカード決済が最も多く用いられたのです。このような動向から、今後もキャッシュレス決済の普及がより進むと予想されます。
 

出典

経済産業省 2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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