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冷房を「賢く」使うには? つけっぱなしと、こまめに消すのはどちらが電気代にやさしい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月22日 9時50分

冷房を「賢く」使うには? つけっぱなしと、こまめに消すのはどちらが電気代にやさしい?

冷房を使用する際に、気になるのが電気代です。効果的に冷房を使って、電気代を節約するためには、つけっぱなしとこまめに消すのは、どちらが効果的なのでしょうか。   特に冷房は、夏場に最も電力を消費する電化製品です。電気代が高騰している中では、なるべく節約しやすい方法で「賢く」使いたいところでしょう。   そこで今回は、つけっぱなしと、こまめに消す方法とを比較して、どちらが電気代にやさしいのかを検証してみることにします。

つけっぱなしのメリットとデメリット

つけっぱなしにすると、常に室内の温度を一定に保つことができます。一度冷えた室温を維持するために、冷房の運転が一定の時間続きます。これにより、室内の温度変化が少なくなり、快適な環境を保てる点は、つけっぱなしの大きなメリットです。
 
冷房は、室温を設定温度まで下げることに多くの電力を消費します。その点、つけっぱなしの場合、冷房の役割は、室内の温度を一定に保つことが中心になります。
 
このことから、冷房は、基本的につけっぱなしにして使ったほうが、電気代としてはお得になります。ただし、つけっぱなしの場合、冷房が常に運転している状態になるため、冷房の使用時間や室温によっては、多くの電力を消費してしまう場合もあります。
 
冷房を賢く使うためには、常につけっぱなしにしておくのではなく、ある程度の時間、家を留守にするときなど、状況に応じてスイッチをオフにすることも必要でしょう。
 

こまめに消すことのメリットとデメリット

こまめに消す方法では、冷房が必要ない時間帯にはスイッチを切ることで、無駄な運転を避けることができます。外出時や寝る時間帯など、室内にいない時間帯に冷房を切ることで、消費電力を抑えることが可能です。
 
ただし、こまめに消す場合で、再度スイッチを入れた際に、パワーの強い設定で運転してしまうと、再び多くの電力を消費することになります。
 
たとえ、短時間で設定温度まで室温を下げられたとしても、室温を下げる際に多くの電力を消費する冷房の機能上、こまめなオンとオフの繰り返しは、電気代の節約になりにくいといえます。そのため、冷房が必要な時間帯には、適切な温度設定でエアコンを運転し、快適な室温を保つようにすることが重要です。
 

電気代を節約するためのポイント

古いタイプのエアコンは、省エネ性能に乏しい傾向があり、つけっぱなしにしていると、かえって電力消費が増えてしまうことがあります。そのため、電気代の節約を念頭に置いて、冷房を使いたいならば、なるべく省エネ性能が高く、新しいエアコンを使ったほうが、結果的にお得です。
 
また、つけっぱなしでも、こまめなオン・オフの切り替えでも、適切な温度設定を行うことがポイントになります。
 
過剰な冷房の連続使用は、無駄なエネルギー消費によって、多くの電力を浪費してしまいます。設定温度が過度に低すぎれば、冷房もフル稼働の状態が続いてしまいますので、不快に感じない程度の設定温度で使用することが、節約につながります。
 

つけっぱなしのほうが基本はお得! 使い方次第でさらなる節約も可能

冷房は、こまめなオン・オフを繰り返すよりも、基本的につけっぱなしにしておいたほうが、電気代はお得になります。ただし、就寝時や数時間程度の外出時などは、冷房のスイッチを切っておいたほうが節約になる場合もあります。
 
また、適度な設定温度を保つなど、使い方次第では、さらに節約することも可能ですので、不快に感じない範囲内で、ぜひ試してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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