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結局「マイナカード」作らなかったけど、作成するメリットって具体的に何ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月22日 11時30分

結局「マイナカード」作らなかったけど、作成するメリットって具体的に何ですか?

政府は、マイナンバーカードの発行を推進しており、普及率は着実に高まりつつあります。総務省によると、人口に対する有効申請受付数の割合は、令和5年6月18日の時点で、約77.2%です。   一方、いくら勧められても、まだ、作りたいとは思わないケースもあるでしょう。前向きに検討しづらい理由として、どのような点が便利なのかが分かりにくいことが挙げられます。   そこで本記事では、マイナンバーカードを作成するメリットを、具合的に紹介していきます。

マイナンバーや身元の証明

マイナカードとは「マイナンバーカード」の略称であり、文字どおり、マイナンバーの証明に使えるものです。また、顔写真付きの本人確認書類という役割も持っています。
 
そうした役割だけならば、運転免許証やパスポートにもありますが、何かの手続きでこれらを提示した場合に、不十分と見なされることがあるかもしれません。マイナンバーが不明のため、それが記載されている書類を、別途に求められるケースがあるのです。
 
一方、マイナカードがあれば、そのような書類を準備する手間が不要になります。1枚で、本人確認とマイナンバーの証明を同時に行えるからです。
 
また、健康保険証とのひも付けにより、マイナカードは、健康保険証としても利用が可能です。対応している医療機関や薬局はまだ限られていますが、徐々に増えていく見通しとなっています。
 

コンビニで公的な書類を発行

住民票や戸籍、印鑑登録などに関する公的な書類は、市区町村などの役所で発行してもらうことが一般的です。これらの書類は、賃貸契約をはじめとして、さまざまな状況で求められます。その都度、窓口が開いている平日に、役所を訪れなければなりません。そのために仕事を休むなど、これまでに苦労した経験がある人もいるでしょう。
 
しかし、マイナカードの所有者は、コンビニで取得できるので、わざわざ役所に行く必要がありません。自宅の近くにある店舗の端末で、スムーズに交付を受けられます。
 
なお、上記の端末は、土日や祝日も利用できるため、土日祝が休みの仕事をしている場合、仕事を休まなくても大丈夫です。6時30分から23時まで対応していますので、平日の出勤時や帰宅時に立ち寄るという選択肢もあります。
 

オンラインの手続きや取り引き

マイナカードを入手すると、マイナポータルを活用できるようになります。これは、政府が運営しているインターネット上の窓口で、パソコンやスマートフォンを使って、アクセスが可能です。行政機関に登録されている自分の情報をチェックできますし、年金や給付金などの手続きも、オンラインで手軽に行えます。
 
また、既存のシステムと連携するように設計されている点も、魅力的です。例えば、マイナポータルが、確定申告のシステムと連携することで、申告書作成に必要なデータが自動で入力されます。
 
さらに、インターネット経由で行われる民間の取り引きについても、マイナカードを使用できるサービスが増えてきました。代表的なサービスとして、オンラインバンキングや、証券会社の口座開設が挙げられます。
 

メリットを理解したうえで発行を検討しよう!

マイナカードの作成で得られる恩恵は、とても便利なものです。公的な書類の発行や手続きが楽になるなど、行政との距離が縮まり、利用しやすくなります。まだ発展の過渡期にあり、これからも、機能やサービスが追加されていく予定です。現状のメリットを正しく把握しておき、あらためて、発行の申請を前向きに検討してみてもいいでしょう。
 

出典

総務省 マイナンバーカード交付状況について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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