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今年の夏は「災害級の暑さ」この暑さはペットにも過酷なんです。対策案が欲しい!

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月1日 22時30分

今年の夏は「災害級の暑さ」この暑さはペットにも過酷なんです。対策案が欲しい!

「災害級の暑さ」なんて新しい言葉さえ聞かれるようになったこの夏。   命を守らなくてはならないほど深刻化している暑さは、ペットたちにも同じです。きっと家族同様にかわいがっている飼い主さんたちは、もちろん、ちゃんと考えていることと思います。   でも、留守中ペットのためだけにクーラーをつけっぱなしにするのは、やっぱり抵抗があるという人もまだいるのでは?  

電化製品は年々エコになっている

結論から言いましょう。安心してください。最近のクーラーは、メーカーによると1時間つけっぱなしでも6畳用で2.5円前後の電気代をうたっています。エアコンの省エネ性能は年々向上しています。
古いエアコンを使っているなら、経済的な面からも買い替えを検討すべきかもしれません。10年前に比べ、冷暖房両方使えば年間5,000~7,000円ほどの節約になります。さらに、フィルターをこまめに掃除すればそれだけでさらに節約に。
ただ、最新エアコンにはひとつ注意が必要です。人感センサーがついているものは、場合によっては犬に反応してくれず、室温が上がっていく場合があります。設定を変更できないかなど、自分のクーラーの特性を知っておきましょう。
「冷風扇」というものも最近はあります。これなら1時間あたりの電気代は1円強、扇風機も最近のものは4時間でやっと1円くらいです。それならこっちをと思うかもしれませんが、冷風扇は気化熱を利用して空気を冷やすため、湿度が上がる可能性があります。
「扇風機」は、私たちのように汗をかく者が、その汗を風で気化させることで涼しくするものです。犬は汗をかきませんから、熱風がいくら吹いてきたって、ちっとも涼しくならないのです。
ただしクーラーと併用して、サーキュレーターのように空気を循環させるのに使うのはよいかと思います。
 

知っておいてほしい。愛犬はもっとバテている

犬は寒さより暑さに弱く、しかも人間よりも暑さに弱いのです。なんと小型犬なら気温29℃、大型犬なら26℃を超えると熱中症の危険が増すともいわれます。
真夏日・猛暑日が続いていたら、窓を開けて風通しをよくしても全く無駄ということを覚えておきましょう。ちょっと節約しようとして、返って大きな出費になる場合もありますし、最悪、愛するペットの命も奪いかねません。
 

ひんやりグッズは人間にもペットにも強い味方

最近は接触冷感素材や天然石、アルミなどの冷たいマット、冷却材を利用した首輪などもたくさん販売されるようになりました。ペットボトルに水を入れ、凍らせてタオルにくるんで置いておくだけでもずいぶんと安心です。
犬種によって暑さに比較的強いもの、全く弱いものなどありますので、自分の愛犬の特性や部屋の状況などもよく考えることが大切です。
部屋をある程度冷やしておけば、帰宅後暑い部屋から冷やすよりもかえって消費電力がかからないこともあります。
また、買い物などちょっとの外出なら、クーラーを休ませるために消して出掛けるということもありえますが、だからといって窓を開け放さないことです。猛暑が続く間はかえって過酷な温度になります。直射日光が入る場合などは、遮熱カーテンを利用することなども、ペットのみならず人間のためにも賢い方法です。
 

留守中の家の中をシミュレーションしてみよう

冷やし過ぎにも要注意。寒くなったら冷風から身を隠せるような場所も用意してあげましょう。人間よりもずっと低い位置で生活している愛犬や愛猫たち。
一度、在宅時に、クーラーを付け放しにした場合と消した場合の、彼らの生活範囲の温度を測って知っておくとなにかと安心です。煮えてしまいそうなこの暑さ、ひんやりグッズを上手に使い、なんとか秋風が吹くまで人間もペットも元気に乗り切りましょう。
Text:田中 恭子(たなか きょうこ)
フリーランス・エディター&ライター

監修:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。

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