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お金がないから「生活設計できない」!? どうすれば最初の一歩を踏み出せる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月25日 23時10分

お金がないから「生活設計できない」!? どうすれば最初の一歩を踏み出せる?

自分らしい生き方を実現していくために、生活設計を立てることが大切だと考えられています。しかし、目の前のお金がないことを理由に、生活設計ができない人も多い現状があるようです。   本記事では、生活設計に関する現状とどのように生活設計していけばよいのかを解説します。無理のない範囲で始めていきましょう。

生活設計意識の現状

生活設計とは、自分らしい生き方を実現していくためのライフデザインをしていくことです。
 
(公財)生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、自分や家族の将来のために具体的な生活設計を立てている人は 39.9%、立てていない人が 51.5%という結果となっています。特に、年収500万円以上ある人は男女ともに生活設計を立てられており、逆に年収300万円未満の人は男女ともに生活設計を立てられていない現状です。
 
生活設計を立てられていない人の理由として最も多かったのは「将来の見通しを立て難いから」で25.8%。続いて「経済的余裕がないから」が23.1%、「なんとか暮らしていけるから」が22.8%、「将来より現在の生活が大切だから」が15.9%となっています。
 
生活設計はお金の有無に関係なく、誰でも等しく立てられるものです。しかし現状は、お金の有無に左右されている人が多い結果となっています。
 

生活設計を立てるコツ

生活設計を立てるうえで何かを実現するためには、お金が必要であると考える人が多いのではないでしょうか。もちろん、お金は目標を達成するために重要なものです。しかし、お金がすべてとは言いきれません。
 

お金だけにとらわれてはいけない

生活設計を立てるには、お金だけにとらわれず、自分が本当にかなえたい人生を思い描いてみることが大切です。自分のスキルや周りの環境、人間関係、生きがいなどの要因を総合的に考えてみましょう。
 
例えば10年後の未来を想像したとき、どんな生活であれば自分らしいと感じられるでしょうか。仕事で今よりも多くのことを任せられてやりがいを感じている自分を想像する人もいれば、家族に囲まれて穏やかに生活している自分を想像する人もいるでしょう。なかなか思い描けない人は、こうは在りたくないという自分から逆を考えてみてもいいかもしれません。
 
その自分に少しでも近づくために、この10年で何を優先して取り組めばいいのかを逆算していきましょう。ポイントは、まず「お金のこと抜き」に考えていくことです。お金の有無は置いておいて、本来の自分の在りたい姿を具体的に深掘りしていきます。最初から「お金がない」を理由にできない選択をしてはいけません。
 

生活設計は「長期計画」が重要

自分らしい生き方を10年間の計画として具体的に考えられたら、そこから初めてお金がどこでどのようにかかるのかを考えていきます。どうしてもお金がかけられない部分があるのだとしたら、そこをどう工夫して乗り越えるのか、そのほかの要因でカバーできないかを試行錯誤していきましょう。
 
10年という長期間で考えることで、今は無理だと思っていても5年後にはできる可能性が上がっているかもしれません。まずは想像して逆算して考えて、できないよりできる可能性をみつけていくことが大切です。
 

まとめ

目の前の現状に追われて「自分らしい生き方」の実現を諦めている人は多くいます。しかし、生活設計を将来から逆算して考えることで、目の前の生活に対する見え方も大きく変わってくるはずです。一度自分と向き合う時間を確保して、お金の有無を抜きに本来の自分らしい生き方について考えてみましょう。
 

出典

公益財団法人生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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