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お菓子の支出が月7000円以上!? 消費を減らすために意識することとは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月26日 3時20分

お菓子の支出が月7000円以上!? 消費を減らすために意識することとは?

物価高が続き、日々の生活費・光熱費などの出費が気になる家庭は多いことでしょう。生活の支出は、少しでも抑えたいところです。そのようななかで、金銭面・健康面の両方で節約することでメリットを得られるものが、お菓子です。   本記事ではお菓子について、金銭的支出や健康との関係、お菓子の消費を抑える工夫について紹介します。

お菓子に占める支出は

総務省の「家計調査報告(家計収支編)2022年」より、食費についてみていきましょう。二人以上の世帯におけるひと月にかかる食料品支出の平均は、8万1888円という結果が得られました。その内訳を紹介していきます。

●菓子類 7864円(9.6%)
●穀類 6515円(7.9%)
●魚介類 6095円(7.4%)
●肉類 8055円(9.8%)
●乳・卵類 3985円(4.8%)
●野菜・海藻 8826円(10.7%)
●果物 3334円(4.0%)
●油脂・調味料 3904円(4.7%)
●調理食品 1万2097円(14.7%)
●飲料 5212円(6.3%)
●酒類 3698円(4.5%)
●外食 1万2305円(15%)

このことから菓子類にかかる支出は全体の約10%を占め、7000円以上の出費を生じていることが分かりました。7000円あれば、通信費や電気代などを払うことも難しくないため、支出としては決して小さくない金額といえます。
 

健康との関係

一般的にお菓子はカロリーが高く、脂質や炭水化物が多く含まれているものの、ミネラルやビタミンなどの栄養素は少ないものが多いとされています。そのため、過剰にとりすぎると肥満や糖尿病など生活習慣病の原因になる可能性があります。
 
お菓子には、食事の間隔があいてしまった場合などの栄養補給や娯楽の一つになるものの、過剰摂取はデメリットがあることをしっかり把握しておきましょう。
 

お菓子の消費を減らすために

お菓子の量を減らすには、食事と全体のバランスを見直すことが重要です。食事に占める割合が、お菓子が多いと脂質や炭水化物ばかりで、ビタミンなどの栄養素は摂取できてないことになります。
 
お菓子は、食事全体のバランスを考えながら摂取するとよいでしょう。そうすることで健康を維持することにもつながります。健康が一番の資本ですから、バランスをとる意識を強くもち、お菓子の摂取量を減らしていきましょう。
 
また、金銭面でも食費に占める、お菓子の割合をしっかり把握しておくことも重要です。家計簿をつけて、少しずつ購入量を減らす意識をもたせるのもよい方法かもしれません。数値化することでも、食事全体のバランスがみえてくるでしょう。
 

まとめ

本記事では、お菓子と家計支出、健康との関わりや、お菓子の消費量を減らす方法を紹介しました。お菓子を食べること自体は決して悪いことではありませんが、消費量を見直し節約することで、金銭面・健康面のどちらも大きなメリットを得ることができます。
 
しかし、お菓子を完全に断ってしまうのは、難しいという人も多くいることでしょう。そこで、常に健康を意識して、バランスの見直しや金銭的なメリットを理解することが重要です。
 

出典

総務省 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要
農林水産省 子どもの食育 おやつの工夫
厚生労働省 e-ヘルスネット(情報提供) 間食のエネルギー(カロリー)
厚生労働省 e-ヘルスネット(情報提供) お菓子にはどのくらいエネルギーが含まれているのでしょう?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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