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家の窓を二重サッシにして、「冷暖房代」を節約!「補助金制度」も活用できるって本当!?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月28日 10時40分

家の窓を二重サッシにして、「冷暖房代」を節約!「補助金制度」も活用できるって本当!?

ふだん生活していて「冷暖房の利きが悪い」「窓から入ってくる隙間風が気になる」と感じることはないでしょうか?   そのようなお悩みは、窓が原因の可能性があります。   住宅に使用される窓には、一枚ガラスや複層ガラス、二重サッシなど、さまざまな種類があり、家の断熱性や気密性に大きく影響するのです。特に、二重サッシには優れた断熱効果があるため、設置することで、一年中過ごしやすい住まいを手に入れられます。   さらに、リフォームで二重サッシを設置すれば、補助金がもらえることもあるため、二重サッシの効果を確認したうえで、設置を検討してみてはいかがでしょうか。   本記事では、二重サッシのさまざまな効果、特に、二重サッシにした場合の室内の温度変化や、二重サッシにリフォームする際に利用できる補助金制度について、ご紹介します。

二重サッシとは? 設置することで得られるさまざまな効果

二重サッシとは、二重構造になっている窓のことをいいます。
 
混同されやすいものに「複層ガラス」がありますが、複層ガラスは、ガラス部分が二重になっており、サッシの枠は一つです。内窓と外窓に、二つのサッシが取り付けられている二重サッシは、複層ガラスとはまったくの別物で、既存の窓の内側に、新しい窓を設置する方法と考えるとよいでしょう。
 
二重サッシでは、内窓と外窓の間に空気の層ができるため、断熱性が高くなります。室内の空気を逃がさず、屋外の空気をシャットアウトしてくれるのです。
 
また、冬場に窓が冷えにくく、結露の発生を抑えられることや、防音効果があることも、二重サッシのメリットです。
 

窓を二重サッシにした場合の温度の変化

一般住宅において、熱の出入りが最も多いのは、窓などの開口部であり、約6割の熱が開口部から逃げるといわれています。窓を二重サッシにすると、断熱性が高まるため、冷暖房の利きがよくなり、光熱費の節約にもつながります。
 
実際のところ、窓の表面温度にどのくらいの変化があるのでしょうか。
 
LIXIL社の実験によると、窓が1枚の場合と、内窓を設置した場合とを比較したところ、内窓を設置した場合のほうが、窓の室内側表面の温度が、約8℃も高くなったというデータが報告されています。内窓を設置しただけで、これだけの温度差があるならば、家全体の断熱効果が大幅に高まることも、期待できるのではないでしょうか。
 

二重サッシへのリフォームに利用できる補助金制度とは?

家の気密性や断熱性を高める効果がある二重サッシへのリフォームは、省エネにつながることから、補助金の対象となります。現在、利用できる国の補助金制度には、次の四つがあります。

●既存住宅における断熱リフォーム支援事業
●こどもエコすまい支援事業
●先進的窓リノベ事業
●長期優良化リフォーム推進事業

それぞれ、申請期間や補助額、申請条件などに違いがあるため、事前に確認しておきましょう。
 
このほかにも、自治体によっては、独自の補助金制度を用意しているところもあります。国の補助金と併用可能かどうかもあわせて、調べておくとよいでしょう。
 

窓を二重サッシにすれば冷暖房代が節約できる

窓を二重サッシにすることで、家の断熱性が向上し、冷暖房の利きがよくなります。「冷房をつけても、なかなか部屋が冷えない」「冬場に暖房をつけていても、窓周りが寒い」といった問題も、二重サッシを設置すれば、大幅に改善できるでしょう。
 
二重サッシへのリフォームには、国や自治体の補助金が使える可能性が高いため、対象になる制度があるかを、確認してみることをおすすめします。一年中、過ごしやすい家を手に入れるためにも、早めのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社LIXIL インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様:6つのメリット
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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