結婚式の費用「500万円」って高いですか? 絶対に妥協したくありません…
ファイナンシャルフィールド / 2023年6月29日 10時10分
あれこれとこだわっているうちに、想定よりも結婚式の費用が膨らんでしまうことはあるでしょう。本記事では、結婚式の費用「500万円」が高いのかどうかについて、結婚式の費用や招待人数の平均と比較して解説します。また、挙式や披露宴の内容をできるだけ変更せずに費用を抑える工夫についても紹介しますので参考にしてください。
結婚式の費用総額の平均は約304万円
株式会社リクルートが企画運営する結婚情報誌「ゼクシィ」が実施した「結婚トレンド調査2022」によると、挙式と披露宴・ウェディングパーティーにかかった費用の総額平均は303万8000円です。披露宴・ウェディングパーティーの招待客人数の平均は43.2人でした。
また、招待客1人あたりの料理費用とギフトの費用は年々増加傾向にあり、招待客一人ひとりを大切にしたいと考える新郎新婦が増えていると考えられます。1人当たりの料理費用(飲み物を除く)の平均は1万6700円、ギフト費用の平均は6900円でした。
結婚式の費用に500万円以上かける人は1割強
結婚式に500万円となると、平均額からは200万近くも高くなりますので、かなりお金をかけた式になるといえるでしょう。同調査では、挙式と披露宴・ウェディングパーティーの費用に関して、総額で500万円以上かけた人は全体の12.3%でした。
500万円以上かけた人の割合を細かく見ると、「500~550万円未満」では6.5%、「550~600万円未満」で2.2%、「600~650万円未満」も2.2%、「650~700万円未満」は0.5%、「700万円以上」で0.9%です。500万円以上かける人がいないわけではありませんが、全体の1割強程度にとどまります。
結婚式の費用を抑えるためにできること
挙式や披露宴の内容を極力変えずに費用を抑えるには、以下のようなやり方があります。
・オフシーズンを狙う
結婚式の料金は季節によって変動するのが一般的です。過ごしやすい気候の春や秋は料金が高めに設定されていることが多く、一方で夏や冬は同じ式でも結婚式の費用を安く抑えやすくなっています。
・平日や夕方以降も候補に入れる
平日や夕方・夜の式限定の割安料金が設定されている場合もあります。さらに、選ぶ人が少ない「仏滅」は仏滅プランとして料金設定が安くなっているケースが多いでしょう。入籍日のほうを大安にして、結婚式の日取りについては気にしないのもひとつの考え方です。
・DIYで手作りする
準備に余裕があるならば、ウェルカムボードやペーパーアイテムなどを手作りするのもよいでしょう。100円ショップのアイテムなどをうまく使えば費用を抑えられます。結婚式のDIYには、「ゲストへのおもてなしの気持ちを示せる」「自分たちらしさを表現できる」などのメリットもあります。
・二次会をしない
二次会はやめて、その分の費用を節約するのも手です。披露宴に続いて行われる二次会は、新郎新婦やゲストにとって体力的にキツくなるケースも少なくありません。披露宴と二次会のゲストが大きく変わらない場合には、二次会をしない選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
結婚式の費用500万円は平均よりはかなり高め
新郎新婦の収入や貯金額などによって、結婚式に無理なく支払える金額は変わってきますが、平均費用は300万円程度であるため、500万円はかなり高い部類に入るでしょう。
内容に妥協せずに出費を抑えたいならば、前述した方法で結婚式にかかる費用を節約してみましょう。また、婚約指輪や新婚旅行など、結婚式以外で結婚にかかる費用について注目してみることも大事です。
出典
ゼクシィ 結婚トレンド調査2022
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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