地方暮らしで定年後も働くためマイカー必須の生活。車の維持費を安くする方法は?
ファイナンシャルフィールド / 2023年6月29日 23時20分
地方で暮らしている方は、毎日の通勤や買い物に車は欠かせないという人は多くいます。定年後も働き続ける生活を送る方にも、通勤に車は必要でしょう。しかし、マイカーを持つなら、維持費が気になるところです。 本記事では、定年後も働くためマイカー必須の地方暮らしで、車の維持費を安くする方法を解説します。車を必要とする地方暮らしを続けながらも、しっかりと家計を守るための方法を知るために、ぜひご一読ください。
車の維持費とは
地方生活において車は必需品ですが、維持費がかさむ点が気になるものです。ガソリン代、自動車税、保険料、修理費、定期的な点検と車検等、積み重なると大きな出費となってしまいます。
ガソリン代は走行距離に応じて変動し、自動車税の金額は車種や排気量により変わります。保険料は選ぶプランにより異なり、修理費は車の使用状況や急な故障に左右されます。そして、車検は一定期間ごとに必須です。
定年後も働き続けるシニア生活では、これらの費用が予想以上に重荷となることもあります。
定年後の車生活で維持費を抑えるポイント5つ
定年後に地方暮らしで働くなら、仕事や趣味、生活の一部でマイカー必須となる人は多いです。マイカーがあると自由に移動できて便利ですが、できるだけコストを抑えつつマイカーを維持したいものです。
本項では、定年後の車生活で維持費を抑えるためのポイントを解説します。
燃費の良い車を選ぶ
定年後も働く生活でも給料は下がることもあるため、節約が大切です。そのため、車を選ぶ際は燃費の良さも重要なポイントになります。
ハイブリッド車やエコカーは燃費性能が良く、通勤や買い物にも適しています。ガソリン代を抑えるには、ハイオクよりもレギュラーガソリンを利用する車を選ぶのもポイントです。
また、車の買い替えを検討しているなら、カーリースを利用する方法もあります。定年後の車生活を快適に、そして経済的に過ごすためにも、燃費の良い車選びを心がけてみてください。
定期的なメンテナンスで修理費を抑える
定年後の生活では、突発的な大きな出費は避けたいものです。そこで重要なのが、車の定期的なメンテナンスです。これにより、予期せぬ高額な修理費を抑えることができます。小さな問題を見逃すと、それが大きな故障につながることもあるからです。
また、メンテナンスは車の安全性確保にもつながります。定年後の働き続ける生活を考えると、定期的なメンテナンスは経済的、安全面からも欠かせません。
自動車保険を定期的に見直す
車が必須となる生活で不要な出費を削減するために、自動車保険を定期的に見直しましょう。
自動車保険は保障内容やプラン、等級により料金が変動します。また、保険会社によっても料金に違いがあります。それぞれの保険会社が提供するプランを比較し、自身のライフスタイルや車の利用状況、等級に合ったものを選ぶことで、保険料を抑えることが可能です。さらに、ネットで保険に加入すると割引がある場合もあります。
保険の見直しは、年1回程度を目安にするとよいでしょう。自動車保険の適切な見直しによって、定年後も働き続ける生活を支えてくれます。
税金が安い車種を選ぶ
定年後、車通勤を続けるためには、年間の車に関する出費を見直すことが大切です。そのなかでも税金は重要なポイントで、選ぶ車種によって節約額が変わります。
例えば、軽自動車は普通車より自動車税が安く、エコカーなど環境負荷が低い車種は税金が軽減されます。これらを選ぶことで、定年後の生活を支えながらの車通勤が可能です。
車検費を抑える
車検は新車の場合、最初に登録してから3年経過時、それ以降は2年ごとに受けるように定められています。定年後の車通勤生活では、車検費も見直すべき出費の一つです。車通勤を続ける生活であればあるほど、車検費の節約は大きな経済的なメリットとなります。
車検は法定費用と整備費用で構成され、整備費用は車の状態により変動します。したがって、上述したとおり定期的なメンテナンスを行い、車の状態を良好に保つことで、車検時の整備費用を抑えられます。
また、一般的にディーラーはハイコストなため、格安で車検を提供する業者や車検の代行サービスを利用すると、車検費用を削減可能です。業者によっては割引サービスなどキャンペーンを行っているところがあります。さらに、必要のない検査項目を省くことが可能な場合がありますので、業者に相談するとよいでしょう。
マイカーの維持コストを抑えるには維持費を個別に見直そう
マイカーの維持コストは、車種や保険、税金、車検費用、燃費など、さまざまな要素から成り立ちます。それぞれを個別に見直すことで、全体のコストを大きく抑えることが可能です。定年後も車通勤を続ける生活を考えている方は、各要素の節約を心がけ、予期せぬ出費を防ぐことが、維持コストを抑えるためのポイントとなります。
コストの見直しは、無理なく続けられる節約術として、定年後の生活を快適にしつつ、生活費も削減してくれます。
出典
国土交通省 乗用車の2030年度燃費基準を策定しました!
国土交通省 自動車税
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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