1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

妻子持ちはきつい? 期間工として働くなら知っておきたい”デメリット”って?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月29日 23時0分

妻子持ちはきつい? 期間工として働くなら知っておきたい”デメリット”って?

期間工とは、文字どおり一定期間のみ工場で作業を行う労働者です。大手メーカーの募集も多いことや集中的に稼げることなど、魅力的なメリットがある一方で、デメリットもあります。   本記事では、期間工になることを検討するにあたり、事前に把握しておいたほうが良いデメリットを紹介します。

【デメリット1】収入が途切れるリスク

期間工は雇用主と期間限定の労働契約を結ぶことになります。これを有期労働契約といい、労働基準法で定められている期限は3年です。それ以上の勤務を求めるなら、正社員として雇用する必要があります。したがって、一般的に期間工は最長でも2年11ヶ月しか同じ職場で働けません。
 
また、クーリングという規則に関しても理解しておくことが大事です。契約終了後に同じ職場で働きたくても、少なくとも半年間は再契約できないというルールが存在します。
 
これらの制約により、無収入の期間が生じやすいため、家族の生活費が不足するようなリスクに要注意です。契約終了後の収支も見通して、あらかじめ資金計画を立てておく必要があります。継続して働きたいなら、勤務先に正社員登用の制度がないか確認し、申し込みを検討すると良いでしょう。
 

【デメリット2】勤務による疲労とストレス

工場内の仕事は、原材料の搬入から商品の搬出に至るまで複数の工程に分かれています。期間工も同様であり、加工や組み立てなど、流れ作業の一部を任されることが一般的です。それらは肉体労働が中心であるため、疲労が溜まりやすいというデメリットがあります。
 
基本的に割り当てられた単純作業を黙々とこなすので、1人で目の前の業務に専念したい人にはうってつけです。一方、仲間とコミュニケーションを取りながら働きたい人や、創意工夫によるクリエイティブな仕事が好きな人は、精神的なストレスを感じるかもしれません。
 
このような状況で疲れ切ってしまうと、帰宅後に妻の手伝いや子どもの相手をするのは難しくなります。それどころか、体調を崩すと迷惑をかけるため、健康に気を使いながら働くことが大切です。疲労やストレスの蓄積を防げるように、自分に合ったセルフケアの方法を見つけましょう。
 

【デメリット3】シフト制が生活にもたらす影響

期間工の就業時間は、工場の稼働スケジュールに基づいて決まります。24時間体制の生産を実現するにあたり、従業員の勤務に関してシフトを組んでいる職場も多いです。この場合は、日勤と夜勤、もしくは8時間ごとの交代勤務のように、就業時間の入れ替わりが生じます。生活のリズムをつかみづらく、ライフスタイルが流動的になることもあるでしょう。
 
不規則に就業時間が変わる工場だと、家族と過ごす予定を組むことも難しくなるかもしれません。なお、雇用者には労働契約の締結前に労働条件を提示する義務があります。それを確認してシフト制の詳細を把握したうえで、生活面に大きな支障がないか検討することが大事です。
 

デメリットを把握して対策を考えておこう

期間工として働くつもりなら、収入が途切れるリスクを理解しておく必要があります。またシフト制による生活面の影響も考慮しなければなりません。期間工の求人に応募するときは、そのような点を考慮したうえで、あらかじめ対策を考えておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください