音楽は「ダウンロード購入」と「サブスク」のどちらがお得? 費用を比較
ファイナンシャルフィールド / 2023年7月2日 5時10分
近年、CDを買うのではなく、ダウンロード購入やサブスクリプションサービスを利用して音楽を楽しんでいる人が増えています。中には、音楽のダウンロード購入とサブスクリプションサービスの利用では、どちらがお得なのだろうと考えている人もいるでしょう。 そこで、本記事ではダウンロード購入とサブスクリプションサービスの利用で、どちらがお得なのか、双方のメリット・デメリットも交えながら説明します。
音楽のダウンロード購入とは?
音楽のダウンロード購入とは、楽曲やアルバムごとに料金を支払い、音楽データをダウンロードすることで、「iTunes Store」「Amazon Music」「mora」「レコチョク」などがサービスを提供しています。サービスや楽曲によって違いがありますが、1曲あたりの料金は250円前後、アルバム単位で買うと2000円前後で購入できます。
ダウンロード購入のメリットは、一度ダウンロードしてしまえば半永久的に聴き続けられることです。サブスクリプションサービスでは、楽曲が配信停止になってしまうとその曲を聴けなくなりますが、ダウンロード購入の場合はその心配がありません。また、サブスクリプションサービスで配信される楽曲よりも、高音質の楽曲をダウンロードできる場合もあり、音質にこだわりがある人には向いています。
ダウンロード購入のデメリットは、さまざまな音楽を聴きたい人にとっては割高になってしまうことです。
サブスクリプションサービスとは?
サブスクリプションの音楽配信サービスは、定額の料金(月額あるいは年額)を支払うことで、サービス内で配信されている楽曲を聴き放題で楽しめるもので、「Apple Music」「LINE MUSIC」「Spotify」「Amazon Music Unlimited」などが、サービスを提供しています。
聴き放題で楽しめる楽曲は、サービスによって異なりますが、7000万曲以上~1億曲以上。料金はサービスによって異なりますが、会員数が多いとされる「Spotify」の場合、最もスタンダードなプランは月額980円(Spotify PremiumのStandardプラン・税込み)、世界的に有名な「Apple Music」の個人プランは月額980円(税込み)となっていて、基本プランなら月額1000円前後で楽しめます。
このほか、ファミリープランや学割を利用すると、安くサービスを利用できることもあります。
サブスクリプションサービスのメリットは、毎月たくさんの楽曲を楽しめることです。単純計算すると、毎月4曲以上聴くのであれば、サブスクリプションサービスを利用するほうがダウンロード購入より得です。流行の曲を聴いておきたいという人や、配信されている範囲内で好きな曲を楽しみたいという人にはおすすめです。
デメリットは、楽曲が突如配信停止となる場合があることです。例えば、ミュージシャンが不祥事を起こしてしまった場合、一定期間そのミュージシャンの楽曲をサブスクでは聴けなくなることがあります。また、中にはサブスクリプションサービスで音楽を配信していないミュージシャンもいます。このほか、サブスクリプションサービスを解約すると、これまで聴けた楽曲が聴けなくなるので、注意が必要です。
音楽の聴き方や家族構成によってお得なサービスは変わる
ダウンロード購入とサブスクのどちらがお得かは、音楽の聴き方によって変わってきます。サブスクを利用しつつ、サブスクでは配信されていない曲や高音質で聴きたい曲のみダウンロード購入するというように、両方のサービスを使い分ける人もいるでしょう。
また、サブスクを利用したい家族が多いほど、安くサブスクを利用できるプランもあります。音楽の聴き方や家族構成を考えて、利用するサービスを選ぶとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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