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家庭で水道代はいくらかかっている? 家族で上手に節約する方法は?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月4日 10時0分

家庭で水道代はいくらかかっている? 家族で上手に節約する方法は?

昨今、物価が上昇しているなかで、多くの方が生活費の節約を考えています。しかし、どのように節約をすればよいか分からず、悩んでいる方も多くいるでしょう。そこで本記事では、具体的な水道代の節約方法について詳しく解説します。また、世帯ごとの水道代の平均についても紹介しています。   水道代を節約するための具体的な方法を理解して、生活費の削減に役立つヒントを得るために参考にしてください。

水道代の平均

総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2022年」によると、1ヶ月あたりの水道代の平均は、図表1のとおりです。
 
図表1

世帯 1ヶ月あたりの水道代の平均
総世帯 4091円
二人以上世帯 5207円
単身世帯(無職) 2116円

出典:総務省統計局 家計調査 家計収支編 2022
 
世帯ごとの水道代の平均を年換算すると、総世帯では4万9092円、二人以上世帯では6万2484円、単身世帯では2万5392円となります。

 

水道代を節約するための方法

水道代を節約するためには、家族全員で節約意識を共有し、シャワーや洗面所で水を意識的に止める、キッチンでまとめて食器洗いをする、トイレの大・小レバーを適切に使うなどの方法があります。これらの方法を継続して実践することで、高い節約効果が期待できます。
 
本項では、水道代を節約するための具体的な方法について詳しく見ていきましょう。

 

家族で水道代の節約に向けて意識を共有する

水道代を節約するには、家族全員が節約意識を共有することが重要です。一人だけが節約に努力しても、他の家族が節約を怠っていれば、効果的な節約は期待できません。
 
家族間で、「なんのために節約するのか」「どのように節約するのか」など、目的や方法を具体的に共有しましょう。全員で確認することで、高い節約効果を期待するだけでなく、達成感や家族の連帯感を生み出せます。

 

シャワー使用時には意識的に止める

シャンプーで頭を洗ったり、ボディソープで身体を洗ったりする際にシャワーを出しっぱなしにしていないでしょうか。一般的に、通常のシャワーヘッドで1分間使用した場合の湯量は、約10リットルといわれています。つまり、1分間で2リットルのペットボトル5本分の水が消費されている計算です。
 
シャワーは「洗い流すとき」以外ではお湯を止めるなどして、節水を心がけましょう。シャワーを意識的に止めるだけでも、水道代の節約効果が期待できます。

 

節水効果のあるシャワーヘッドに交換する

節水効果のあるシャワーヘッドへの交換は、水道代を節約する方法の一つです。通常のシャワーヘッドと比べて節水効果があり、簡単かつ手軽に節水できるため、おすすめです。
 
節水シャワーヘッドには流量調節機能やマイクロナノバブル機能など、さまざまな効果があります。そのため、少ないストレスで節水効果を実感できるでしょう。

 

浴槽の残り湯を有効活用する

浴槽の残り湯を有効活用することは、水道代の節約につながります。残り湯を掃除や洗濯などに活用すれば、通常の掃除や洗濯に使用する水の量を減らすことができ、水道代を削減できます。浴槽の残り湯は、ただ捨てるのではなく、別の用途で活用しましょう。

 

食器洗いはまとめて行う

節水のためにも、食器洗いはまとめて行いましょう。一般的に、5分間流しっぱなしの場合、水の消費量は約60リットルになります。何度も分けて洗うと、無駄な水の使用量が増える可能性が高まるため、「家族全員の食器がたまったら一度に洗う」といったルーティンを徹底することが重要です。これによって、水の無駄遣いを防ぐことができます。

 

洗面所の水の出しっぱなしをやめる

洗面所で手や顔を洗ったり歯を磨いたりするときに、1分間流しっぱなしの場合の水の消費量は約12リットルになります。洗面所の水をこまめに止めることが水道代の節約につながります。これは短い時間でのちょっとした行動ですが、長期間にわたって徹底することで大きな節約効果を得ることができます。

 

トイレの大・小レバーを適切に使う

トイレの操作には大レバーと小レバーがありますが、ただ安心感から大レバーを使うことに慣れてしまうと、水を無駄に使ってしまう可能性がありますので、注意が必要です。大レバーでの水の使用量は1回あたり8リットルで、小レバーは4リットルです。トイレを使用する際には、適切に大・小レバーを使い分けるようにしましょう。

 

水道代を節約するための取り組みを今日から始めましょう!

水道代を節約するための方法はいろいろありますが、すべての方法を一度に実践する必要はありません。まずは、一つずつできるものから取り組んでいきましょう。継続して取り組むことが重要で、節約の効果も目に見えて分かるようになってきます。早速、家族で節約意識を共有し、水道代の節約を実践してみましょう。

 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 2022年 表番号3
総務省統計局 家計調査 家計収支編 総世帯 2022年 表番号3
総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2022年 表番号1-1
東京都水道局 よくある質問
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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