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暑くて毎日「蕎麦」ばかり食べていますが、節約になるでしょうか? 栄養的に大丈夫でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月8日 2時10分

暑くて毎日「蕎麦」ばかり食べていますが、節約になるでしょうか? 栄養的に大丈夫でしょうか?

夏になると食欲が落ち、そばやそうめんなどの冷たい麺類ばかり食べている人もいるのではないでしょうか。仮に毎日1食をそばにした場合、他のおかずなどを作らなければ節約にもなりそうです。しかし、毎日麺類ばかりを食べていると、栄養の面が心配になる人もいるでしょう。   そこで本記事では、毎日1食そばを自分でゆでて食べる場合のコストや、栄養的に大丈夫なのかを解説します。

1日1食そば生活のコストは?

一口にそばといっても、乾燥麺、ゆで麺、冷凍麺などさまざまなタイプがあります。今回は最も日持ちする乾燥麺を例に挙げて、毎日1食そばを自分でゆでて食べる場合のコストを計算しました。
 
某スーパーマーケットで販売されている乾燥そばの価格は、100g×4束入りで224.64円(税込)です。1食あたりのコストは224.64円÷4=56.16円となります。大手メーカーのそばつゆ(ストレートタイプ)の価格を調査したところ、500ml入りで標準小売価格は428円(税込)でした。
 
1回に100ml使用するとして、1回あたりのコストは428円÷5=85.6円です。つまり、そば1食あたりのコストは56.16円+85.6円=141.76円となります。そばやそばつゆのランクにもよりますが、薬味などをプラスしても1食あたりのコストは約150円程度に抑えられるでしょう。
 
一方、1人暮らしの人を対象に夕食にかける食費をアンケートしたところ、平均金額は583円でした。そばを自分でゆでて食べると、夕食にかける平均金額の4分の1程度に抑えることができます。他におかずやデザートなどを追加した場合は別ですが、そば単品で済ませる場合は食費を大幅に節約できるでしょう。
 

そばを毎日食べる栄養面でのメリット

結論からいうと、1日1食そばを食べても栄養的に大きな問題はありません。ざるそば1食あたりのカロリーは366kcalとそれほど高くなく、タンパク質や脂質がバランスよく含まれています。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれている点も魅力です。
 
また、そばにはフラボノイドの一種「ルチン」が豊富に含まれており、「ルチン」には血圧を下げる効果や血液の流れをスムーズにする効果が確認されています。これらの理由から、栄養的に見てもそばを食べることには多くのメリットがあるといえそうです。
 

そばを毎日食べる栄養面でのデメリット

そばは栄養的にも優れた食品ですが、食事をそばのみで済ませ続けると栄養バランスが偏ってくるでしょう。栄養バランスが気になる人は、そばを単品で食べるのではなく、おかずをプラスしてみましょう。
 
もう1つのデメリットは、消化までにやや時間がかかる点です。そばには脂質や食物繊維が多めに含まれているため、ご飯やうどんなどと比較すると消化までに時間がかかります。胃腸の調子が悪いときは、そばは避けたほうがよいかもしれません。
 

毎日同じものを食べるのはほどほどに

毎日1食そばを自分でゆでて食べた場合、それだけであれば食費を大幅に節約できます。そばを毎日食べても大きな問題はありませんが、毎日同じものばかりでは栄養バランスが偏りやすいため、何かしらのおかずをプラスするなど工夫してみましょう。
 
いくら節約したいとしても、食生活は栄養バランスが重要なので、そばに限らず毎日同じものを食べるのはほどほどにしたほうがよいのかもしれません。
 

出典

マイナビ 学生の窓口 フレッシャーズ 平均は583円!社会人に聞いた、一人のときの夕食代平均いくら?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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