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降りるインターチェンジを間違えても「逆走」はNG!「高速料金」を無駄にしない正しい対処方法を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月7日 2時30分

降りるインターチェンジを間違えても「逆走」はNG!「高速料金」を無駄にしない正しい対処方法を解説

高速道路を利用する人であれば「降りるインターチェンジを通り過ぎてしまった!」「ジャンクションで違う方向に行ってしまった!」という経験は一度くらいはあるのではないでしょうか。そんなときはどうしていますか?「自分が間違えたのだから」と、余分に高速料金を支払っていませんか?   実は、間違えたときに正しい対処をすれば、降りる予定だったインターチェンジまでの高速料金で済むのです。本記事では、その対処方法をお伝えします。

高速道路における逆走事案の発生状況

高速道路でインターチェンジを間違えたら「余計な時間とお金がかかってしまう」との思い込みから多発しているのが、本来のルートへ復帰しようと道路を逆走してしまう事案です。
 
図表1は年間における逆走事案の発生数と発生箇所のグラフです。2日に1回以上の頻度で発生しており、インターチェンジでの逆走が約半数を占めていることが分かります。
 
【図表1】


 
NEXCO東日本 高速道路における逆走の発生状況
 
高速道路での逆走は重大事故になる可能性が非常に高いです。2018年での逆走事故では死傷事故が44%となっており、高速道路での事故全体と比べて約5倍の割合になります。
 

インターチェンジを間違えた場合の対処方法

インターチェンジを間違えたとしても、目的地へ向けてすぐに復帰できること、高速料金も無駄に支払わずに済むことを念頭に置いてください。
 
降りるインターチェンジを間違えた場合には、絶対にUターンやバックはせずにそのまま走行し、次のインターチェンジ出口でETCレーンではなく一般レーンに入ります。そして料金所のスタッフに間違えた旨を申し出ましょう。するとスタッフが目的のインターチェンジへ向かえるように案内してくれます。この場合の高速料金は、スタート地点から目的のインターチェンジまでとなるので安心してください。
 
なお、ETCカード搭載車の場合は事前にETCカードを抜いてから入り口ゲートを通り、高速道路へ入ったら再びETCカードを挿入する流れになります。具体的な手順もスタッフが案内してくれるので大丈夫です。
 
ジャンクションを間違えた場合も同様の流れになります。間違いに気づいたら、次のインターチェンジで降りましょう。
 

間違えて高速道路に入ってしまった場合の対処方法

利用するつもりはなかったのに誤って高速道路に入ってしまった場合には、同じくUターンやバックはせずに一般レーンの入口へ向かいましょう。
 
通行券を取るところにあるインターホンを押して間違えた旨を伝えると、一般道に戻る道順を案内してもらえます。
 

対応できない場合もある

ただ、インターチェンジの構造などによっては対応できない場合があることも知っておいてください。対応できない道路、料金所についてはNEXCOのホームページに載っています。
 

まとめ

高速道路のインターチェンジやジャンクションを間違えたとき、「取り返しがつかない」と思い込んでいると、焦って逆走する可能性が高いです。間違えたとしても、料金所のスタッフに申し出るだけで損失はなくなることを知っておきましょう。
 

出典

NEXCO東日本 高速道路における逆走の発生状況
NEXCO東日本 高速道路で出口を通り過ぎてしまったら、行き先を間違えてしまったら
 
執筆者:佐々木咲
2級FP技能士

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