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「外食・コンビニ・タバコ」を止めると20年で「600万円」に!? やめることリストで資産形成!

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月9日 10時0分

「外食・コンビニ・タバコ」を止めると20年で「600万円」に!? やめることリストで資産形成!

「節約」と言っても、さまざまな方法があります。特別なテクニックや難しそうなイメージをもつ人もいるかもしれません。でも、無理な我慢をすることなく節約できて、貯金が増えるとうれしいですよね。   本記事では、外食費やコンビニでの消費、タバコ代など、やめるだけで節約できる例を紹介します。また、節約したお金を年率5%の投資に回して資産運用した場合、20年間でどの程度ためられるのかも計算しました。

月5000円の外食

総務省統計局「家計調査報告〔家計収支編〕 2022年(令和4年)平均結果の概要」によると、1ヶ月あたりの外食の平均支出金額は1万2305円です。自炊が面倒になると、つい外食してしまいがちですが、「作るのが面倒」「とりあえずおなかを満たしたい」という不要な外食は控えるようにしましょう。
 
例えば、外食の頻度を半分以下に減らすだけでも毎月約5000円の節約になります。年間で約6万円、20年間で約120万円の節約につながります。
 

月5000円のコンビニ消費

総務省統計局「2019年全国家計構造調査 家計収支に関する結果」によると、1ヶ月あたりのコンビニでの平均支出金額は4559円です。コンビニで無意識にしてしまうちょっとした買い物も、積み重なると意外と大きな出費になります。毎月約5000円のコンビニ消費をやめることで年間約6万円、20年間で約120万円の節約が可能です。
 

月1万5000円のタバコ

株式会社VUENの「たばこ税増税と喫煙実態」に関する調査によると、喫煙者が1ヶ月あたりタバコ代に費やす金額は1万5000円~1万9999円が34.3%と最も多くなっています。1ヶ月あたりのタバコ代が約1万5000円だとすると年間で約18万円、20年間で約360万円もタバコ代に出費していることになります。タバコをやめると節約のほか、健康面にも大きなメリットがあります。
 

やめたお金を資産運用する

これらの節約金額を合計すると、月に約2万5000円、20年間でなんと約600万円の節約が可能となります。この数字だけでも大きな節約効果が感じられますが、さらにこのお金を増やす方法があります。それが「長期投資」です。
 
毎月節約した2万5000円をただ貯めるのではなく、投資に回すことで、さらにその金額を増やすことが可能です。例えば、年利5%で毎月2万5000円を継続的に資産運用すると、20年後には最終積立金額が1000万円を超えます。このように、単に「やめるだけ」の小さな節約が、大きな資産形成につながるのです。
 

投資はリスクリターンを理解して行う

投資はリスクとリターンのバランスを理解して行うことが重要です。高い利益を追求するほど損失の可能性も高くなるのが投資の原則であり、利益を追求しすぎると大きな損失をかぶる可能性があります。そのため、自身のリスク許容度に合わせた適切な投資や資産運用を行うことが求められます。
 
節約と投資を組み合わせることで、老後の豊かな生活を手に入れられる可能性が高まるでしょう。無理なく、「やめるだけ」の節約と投資を通じて、効率的な資産形成を行ってみてはいかがでしょうか。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告〔家計収支編〕 2022年(令和4年)平均結果の概要
総務省統計局 2019年全国家計構造調査 家計収支に関する結果
株式会社VUEN 「たばこ税増税と喫煙実態」に関する調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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