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カーリースと新車購入はどちらがお得?メリットとデメリットをご紹介

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月11日 4時30分

カーリースと新車購入はどちらがお得?メリットとデメリットをご紹介

毎月、一定額の支払いで車に乗れる「カーリース」。新車購入と比較して、どのようなメリットがあるのか、気になる方も少なくないでしょう。今回は、カーリースの仕組みや、メリット・デメリットを、新車購入の場合と比較しながら、ご紹介します。

カーリースの仕組みとは?

現金一括購入やローンでの車購入以外にも、カーリースを利用することで、車に乗り始められます。カーリースは、リース会社が車を購入して、利用者はサブスクリプション方式で所有する仕組みです。車の所有権はリース会社にあり、利用者は、車の使用者になります。
 
カーリースは、レンタカーと違い、5年や7年など、長期的に車を借りることが一般的です。他人が車を使用することはなく、利用者は、契約期間内には自分の車のように乗ることができます。契約満了後は、リース会社に返却しますが、買い取ったり、リース契約を更新したりすることが、できる場合もあります。
 

まとまった金額負担なし!? カーリースのメリット

カーリースの最大のメリットは、まとまった金額の負担なしで、車に乗れることです。
 
例えば、車を購入する場合は、車両本体価格に加えて、各種税金・手数料など、高額な初期費用が発生します。ローンで購入する場合でも、頭金を用意することが一般的で、まとまったお金が必要です。
 
カーリースは、頭金・ボーナス払いなしでの契約が可能で、法定費用・各種手数料も、毎月の支払いに含まれているため、基本的に、まとまった金額負担は発生しません。
 
カーリースの月額料金には、毎年の税金や、車検の法定費用も含まれています。まとまった金額負担がないため、車の出費の見通しが立てやすく、家計管理が楽になるでしょう。
 
カーリースを利用する際は、好きなメーカーやグレードを選んで、契約することができます。インターネットで申し込めて、車選びや各種手続きにかかる手間と時間を節約できることも、メリットの一つです。
 

あくまでも借り物!? カーリースのデメリット

毎月定額で、自分の車のように乗れるカーリースですが、所有者はリース会社で、車は借り物であることを忘れてはいけません。
 
契約満了で返却する際は、原状回復が原則です。車を改造したり、傷を付けてしまったりすると、原状回復のために、追加費用が発生します。タバコやペットの臭いは、車の価値を下げる原因になるため、特に注意が必要です。
 
契約満了後の車の価値は、総走行距離も影響するため、カーリースには、年間または月間の走行距離に、制限が設けられているケースは少なくありません。この場合、走行距離の上限をオーバーすると、距離に応じた追加料金が請求されます。
 
カーリースは長期契約が原則で、中途解約ができない点にも注意しましょう。事故で廃車になると、中途解約を余儀なくされて、違約金や残金を請求されることになるため、カーリース専用の任意保険に入るなどの対策が必要です。
 

車の乗り方はライフスタイルに合わせて決めるのがベスト!

費用総額は、新車購入のほうが安いのですが、カーリースは、手間のかからない車の持ち方です。「新車購入とカーリースは、どちらがお得か?」については、個々のライフスタイルによって異なります。
 
車をカスタマイズして個性を出したい方や、走行距離を気にせずにカーライフを満喫したい方は、新車購入が向いています。車の運転に自信がない方や、子どもやペットを乗せるため、車に傷を付けたり車内を汚したりする可能性が高い方も、自分の車であれば安心です。
 
「初期費用なしで車に乗りたい」「各種手続き・車検・メンテナンスなどはリース会社に一任したい」といった方は、カーリースが向いています。一定期間で新車に乗り換えたい方にとっても、契約満了後は返却して、初期費用なしで新しく契約できるカーリースは、手間のかからない方法です。
 
カーリースのメリット・デメリットや、支払いの総額をシミュレーションしたうえで、ライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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