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配当利回りの高い株式「高配当株」とは?具体例で説明。高配当株の配当金は大体これくらい受け取れる?

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月6日 3時0分

配当利回りの高い株式「高配当株」とは?具体例で説明。高配当株の配当金は大体これくらい受け取れる?

株式を購入すると、多くは年に1回または2回配当金が受け取れます。   株式を継続して保有していれば、保有しているだけで高い配当金が受け取れるのです。   今回は、長期で保有できる高配当株式をご紹介します。  

高配当株とは?

高配当株とは、配当利回りの高い株式のこと。基準は特にありませんが、主に配当利回りが3%以上のものを指します。
配当利回り(%)= (配当金 ÷ 株価 ) ×100
例えば、配当利回り3%の株式は、100万円分株式を購入すると、3万円(税引き前)の配当金が受け取れます。
 

高配当株を紹介

■高配当株の紹介(配当利回りは2018年7月20日終値で計算)

少額からの投資でも配当金は受け取れる!

株主優待は単元株といって100株単位、1000株単位以上の購入をしないと受け取れません。
一方、配当金は積立投資や単元未満株などの投資でも、株数に応じて配当金が受け取れます。
株式積立は毎月同じ金額で株式を購入することができ、証券会社にもよりますが毎月500円くらいから積立ができます。単元未満株取引は、取り扱いがある証券会社であれば1株から購入できます。ただし、手数料が単元株取引よりも割高ですのでご注意下さい。
例えば、単元未満株取引で、武田薬品工業を20株購入すると、投資金額9万2600円で配当金3600円(税引き前・年間)を受け取れます。
 

高配当株の注意点

配当金の金額は保障されているものではありません。利益から出すものなので、赤字や減益になれば当然ゼロ円になる可能性があります。配当金目的で長期に保有する予定であれば、出来るだけ業績・配当実績が安定している会社が良いでしょう。
配当金は、配当金権利月の月末までに株主になっていると受け取れます。
例えば、武田薬品工業の権利月は3月と9月です。株主になるには、4営業日必要です。営業日とは証券取引所が営業している日で、祝日と土日は営業日に数えません。
■2018年9月末までに株主になるには


武田薬品工業の株主として配当金を受け取るには、9月25日までに購入している必要があります。9月末の配当の権利が付かない9月26日の配当落日は配当金分、株価が下がる可能性があります。
 

まずは株価をチェック、もしくは株式積立がおすすめ

高配当株の配当金が受け取れても、株価が下がってしまうと元本が割れて損してしまいます。そのため、出来るだけ安い株価で購入して、長期に配当金を受け取ることが大事です。
高配当株に目をつけたら、今はスマホのアプリやインターネットで気軽に株価を確認することができますので、日々チェックして、過去の中で出来るだけ安い株価で買いましょう。
また、株式を購入するには、証券口座がないと買えません。今であれば、売却益が非課税になるNISAがありますので、証券口座を開設すると同時にNISA口座を開設することもおすすめです。
NISAにはつみたてNISAというものもあります。NISAとつみたてNISA両方を選ぶことはできません。また、つみたてNISAは投資信託のみで株式が購入できません。株式を少額で毎月買っていきたい場合は、非課税制度は使えませんが、証券会社の積立投資を活用しましょう。
配当金は株数に応じて付きますので、積立しながら、高配当株のメリットを受けることができます。
※2018/08/06 内容を一部修正させていただきました。
Text:大堀 貴子(おおほり たかこ)
CFP(R)認定者
第1種証券外務員

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