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暑くてエアコンを「つけっぱなし」にしてしまいます。消さずに節約するにはどうすればいいですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月12日 10時0分

暑くてエアコンを「つけっぱなし」にしてしまいます。消さずに節約するにはどうすればいいですか?

単純な暑さ対策から熱中症対策まで、日本の暑い夏を乗り切るためにはエアコンのフル稼働が欠かせないという人も多いでしょう。ただ、暑いからといってエアコンをつけっぱなしにしていると、今度は電気代が気になってきます。エアコンを使って快適な室温を保ちながらも、なるべく電気代を節約できる方法はないものでしょうか。   そこで今回は、エアコンの効率的な使用方法や節電のためのヒントについて紹介します。

設定温度を調節しよう

エアコンの冷房は、こまめに消して使うよりつけっぱなしにしておいたほうが電気代は安くなります。もちろん、外気の温度など使う環境によっても変わってきますが、節約しながらエアコンを使うためには、基本的につけっぱなしにしておいたほうが効率的です。そのうえで、より電気代を節約したいなら、まずはエアコンの設定温度をきちんと調節することを考えましょう。
 
冷房の稼働時は、温度設定を1℃高くするだけで約13%の消費電力の削減を見込めます。環境省の指針では、夏場の室温は28℃が目安となるので、この温度を目安にして設定温度を調節してみましょう。また、多くのエアコンには節電モードが搭載されており、冷房能力や風量を最適化して省エネ効果を発揮してくれます。エアコンの取扱説明書やリモコンの操作方法を確認し、節電モードを有効に利用することもひとつの方法です。
 

エアコンの手入れはこまめに

エアコンに取り付けられているフィルターは、なるべくこまめに掃除してあげましょう。フィルターを放っておくとほこりがたまって目詰まりを起こしてしまいます。そのようなエアコンは冷房効率が悪くなり、無駄な電気を浪費して電気代も高くなってしまいます。
 
エアコンのフィルターは2週間に1度を目安にこまめに掃除しましょう。きれいなフィルターは目詰まりを起こしたフィルターに比べて約4%、冷房稼働時の消費電力を削減できます。
 
また、エアコン本体だけではなく、室外機にも注意を払いましょう。室外機の周りに物をたくさん置いている場合、冷房の効率は悪くなります。室外機はなるべく風通しの良いところに設置し、周囲に余計な物を置かないように気を付けましょう。
 

扇風機やサーキュレーターとの併用も

より効率的に室内を快適にするために、扇風機やサーキュレーターを併用することも効果的です。扇風機の風に直接あたれば、冷房の設定温度を少し上げても涼しく感じられます。
 
また、直接風にあたらなくても、首振り運転で稼働させておけば室内の冷気を循環させることもできます。そうすれば、エアコンの冷気が部屋中に広がり、体感温度を下げてより快適に過ごすことが可能です。扇風機やサーキュレーターはエアコンより電気代がかかりにくく、エアコンと併用すると設定温度をいつもより高めに設定できるので、電気代の節約につながります。
 

電気代を節約しながら暑い夏を快適に過ごそう

熱中症を防ぐためにも、夏の暑い時期は我慢せずエアコンを使っていきたいところです。電気代が気になる場合でも、設定温度の適切な調整やフィルターのこまめな手入れをすれば、より節約しながらエアコンを使用できます。
 
ただ、古いエアコンは省エネ性能が充実していない傾向があるので、節約法を実践しても電気代が気になる場合は思い切ってエアコンを買い替えてみるのもひとつの手でしょう。
 

出典

環境省 家庭でできる節電アクション エアコンで節電

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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