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真夏は「冷房」「除湿」どちらを使うべき? それぞれの違いやメリットデメリットを解説!

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月14日 11時0分

真夏は「冷房」「除湿」どちらを使うべき? それぞれの違いやメリットデメリットを解説!

毎年7月や8月になると本格的に暑くなり、エアコンが欠かせない季節となります。エアコンにはさまざまな機能が備わっていますが冷房と除湿、結局どちらを使えばいいのか迷う機会も多いのではないでしょうか?   そこで本記事では、両者の違いやメリットデメリットを解説します。

冷房と除湿の違いは?

冷房と除湿の違いを端的に表すと、下記のとおりです。

・冷房:部屋の空気の「温度」を下げることを最優先に考えた機能
・除湿:部屋の空気の「湿度」を下げることを最優先に考えた機能

 
冷房は冷たい空気を入れることで熱を部屋から追い出すことで部屋を涼しくするのが目的です。一方で、除湿は室内に充満した湿気を部屋から追い出してくれます。
 
室内にたまった水分をエアコン本体に取り込み、熱交換器とよばれるもので温度を下げます。空気中にいられなくなった水分は水滴となって熱交換器に付着し、ホースで室外に出す仕組みになっています。冷蔵庫から冷えた状態のアルミ缶やコップを出してしばらく放置すると、本体のまわりに水滴がたくさん付着するのと同じ原理です。
 
真夏にエアコンを使用すると室外機の周辺のホースから水が流れていることがありますが、これは冷房や除湿機能によって集められた水分が排出されているからです。
 
除湿にはさらに大きく分けて弱冷房除湿と再熱除湿の2種類があります。
 
弱冷房除湿は温度を下げた空気をそのまま室内に戻す機能で、体感的には弱い冷房をかけている状態です。一般的に「ドライ」と呼ばれることも多いです。一方で再熱除湿は温度を下げた空気を寒くないようにまた上げて室内に戻す機能です。
 

冷房と除湿のメリットデメリット

冷房はとにかく暑い室内の気温を下げてくれるメリットがあります。
 
一方で、特に不特定多数が利用する電車などの公共交通機関やオフィスでは、設定温度が低めで風速も強めになっていることも多く、時間がたつと気温が下がりすぎて場合によっては寒く感じることがあります。このようなデメリット対策として、例えば、電車では弱冷房車が設置されていることもあります。
 
除湿は湿気が高くて蒸し暑い日には効果的ですが、とにかく外気温が高い場合はあまり効果を感じられないのがデメリットです。
 

結局どちらを使えばいい? 電気代の差はどのくらい?

それぞれの機能の違いは分かったものの、結局どちらを使えばいいのか迷うことも少なくありません。消費電力を冷房、弱冷房除湿、再熱除湿の3種類で比較した場合、最も少ないのは弱冷房除湿です。
 
文字通り、弱めの冷房機能を使用するため、通常の冷房に比べると電気代が安くなる傾向があります。一方で、再熱除湿は一度下げた空気の温度を上げるため、消費電力は多くなりやすいです。これらを総合的に考えると「弱冷房除湿、冷房、再熱除湿」の順に電気代が高くなりやすいです。
 
外気温が高い真夏は、とにかく室内を冷やすことを優先させるために冷房の使用をおすすめします。その上で、夜などにそう暑くはないけれど湿気を少なくしたい場合は、除湿に切り替えるのもよいでしょう。また、梅雨の時期など湿気が高くなりやすい場合は除湿機能を使って湿度を下げると快適性の向上につながります。
 

まとめ

今回はエアコンの冷房と除湿機能について、真夏は結局どちらを使えばいいのか解説しました。
 
真夏はとにかく暑いのでまずは冷房で気温を下げ、梅雨時などそこまで気温は高くないけれど湿度が高いといった場合は、除湿機能を使うのもおすすめです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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