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自動車の盗難にあった! 車両保険はどこまでカバーする?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月19日 22時50分

自動車の盗難にあった! 車両保険はどこまでカバーする?

自動車を所有している人にとって、車両を盗まれたら憤慨します。いつも通り所定の位置に止めていたのに、翌朝、駐車場から突然消えているというケースがあります。または、車上荒らしによって壊されたりパーツを盗まれたりする事例もあります。   こうした自動車の盗難も車両保険でカバーされるものなのでしょうか。パーツだけ盗難に遭った場合も含めて解説していきます。

保険で補償してもらうには契約時に選択が必要

結論を先にいえば、自動車が盗まれたときは、車両保険で補償してもらうことはできます。
 
ただし、一定の条件を満たさなければなりません。それは、契約の段階で「盗難」を補償の対象として選択しておくことです。実際には、保険会社によって特約の組み合わせや選び方は違いますが、どのケースも補償内容として「盗難」が含まれていなければなりません。
 
車両保険といっても「自然災害による破損」「水害」「落書きやガラス割りなどのイタズラ」「当て逃げ」「落下物や飛来物との衝突」など、補償される項目は多岐にわたります。これらの中から自分に必要と思われる特約を選択して契約が締結されます。1つずつ個別に選べるケースもあれば、複数の特約をまとめたセットから任意で選択するケースなど、保険会社によってさまざまです。
 

パーツだけ盗まれた場合も補償してもらうことは可能

車両保険で補償の対象として「盗難」も含まれていれば、パーツだけ盗まれたときも補償してもらうことは可能です。例えば、自動車の場合、カーナビやタイヤなどが盗まれたとしましょう。これらは自動車の一部とみなされます。そのため、自動車を丸ごと失ったわけではなくても、盗難補償の対象になります。
 
ただし、同じタイヤでも交換用として自動車から外されていたものは補償されません。カーナビやドライブレコーダーなども、使うときだけ車内に持ち込むタイプのものは、補償から外れます。定着していないと、自動車の一部とはみなされないためです。
 
一方、車内に置かれていたものは「携行品」として盗難の補償対象になる保険会社もあります。「携行品」も補償される保険であれば、取り外し自由なカーナビなども補償してもらえるでしょう。
 

自動車の盗難被害を防ぐには?

保険で補償される場合、被害総額に見合った保険金が支払われるのが一般的です。保険金がおりれば、新車の購入費用にできますが、限定車や希少な車種が盗まれたときは同じ自動車を探すのは難しいといえます。保険の補償も大切ですが、盗難被害に遭わないための対策も必要です。
 
警視庁は、自動車盗難の原因として多いものに「エンジンのかけっぱなし」や「ドアロックをしない」などをあげています。すぐ戻るからという安易な考えで、施錠せずに車両から離れることのないようにしましょう。
 

車両保険で補償の対象として「盗難」をつけておけばパーツの補償も可能

自動車が盗まれたときに補償してもらうには、車両保険で補償の対象として「盗難」をつけておく必要があります。「盗難特約」がついていれば、タイヤやカーナビなど車に定着しているパーツも補償の対象になります。また、自転車に特化した保険も数多く存在します。
 
ただし、細かい補償内容や特約の選び方は保険会社によってさまざまです。契約する前にしっかり内容を確認して選ぶようにしましょう。車両保険にすでに加入している場合は、契約中の保険に「盗難」が入っていなくても、途中で選び直しができる保険もあります。
 
新たに加入する場合は、事前の確認を怠らず契約しましょう。
 

出典

警視庁 「自動車盗、車上ねらい」の防犯対策
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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