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扇風機の風量は「弱」「中」「強」で電気代はどれだけ違う? 効果的な使い方についても解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月19日 10時10分

扇風機の風量は「弱」「中」「強」で電気代はどれだけ違う? 効果的な使い方についても解説

夏場に欠かせない家電である扇風機は、「弱」「中」「強」など風量の調整ができる機種も多いです。しかし、これらの風量の違いによってどれくらい電気代が変わってくるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。   そこで本記事では、風量の違いによる電気代の比較や、扇風機の効率的な使い方について解説していきます。

扇風機の風量による電気代の違い

扇風機の風量によって、電気代はどれくらい変わってくるのでしょうか。例えば、風量「弱」の消費電力を20Wとすると、電力の目安単価を31円とした場合、1時間使い続けたときの電気代は約0.62円です。1日8時間使うとすると、30日で約149円となります。
 
同様に風量「中」の消費電力を30Wとすると1時間あたり約0.93円かかるため、1日8時間で30日使用すると約223円です。さらに風量「強」の消費電力を40Wとすると、同様の条件で1時間あたり約1.24円、1日8時間の30日利用では約298円となります。
 
メーカーや機種によっても変わりますが、「弱」と「強」では消費電力に倍近い差が出ます。そもそも、エアコンなどと比べると消費電力の少ない家電ではあるものの、用途によって風量をうまく使い分けることが電気代の節約には大切でしょう。
 

扇風機の効果的な使い方と風量の使い分け

それでは、扇風機はどのように使えば効果的なのでしょうか。扇風機はその電力消費の少なさから、他の家電製品と組み合わせることで効率的な使用が可能です。
 
ここでは大きく3つの家電製品と組み合わせ方や、それら応じた風量の使い分けを見ていきましょう。
 

・エアコン+扇風機

エアコンの設定温度を1度上げると電力消費が約10%節約できるといわれています。そこで、扇風機を併用し、エアコンの冷気を部屋全体に均等に行き渡らせ、体感温度を下げることが可能です。これにより、室内の快適性を維持しつつ、エネルギー効率を上げられます。
 
この場合、直接風を受ける際にはあまり風量を強くしすぎると寒くなることがあるため、自身の快適な温度に合わせて「弱」や「中」の風量設定がよいでしょう。
 

・除湿機+扇風機

除湿機を使用している間に扇風機を併用すれば、空気の流れを作り、洗濯物の乾燥を加速させることができます。これにより、洗濯物の乾燥に使用する除湿機の稼働時間を短縮し、電気代を節約することが可能です。
 
また、風量を「強」にして直接洗濯物に当てれば、より乾燥時間を早められるでしょう。
 

・ヒーター+扇風機

冬場に暖房器具(ヒーターやエアコン)と扇風機を併用すると、暖かい空気を部屋全体に広げることができます。暖房器具の稼働時間を短縮し、部屋全体をより早く暖められるのも扇風機の大きなメリットです。
 
ただし、冬に直接強い風が当たるといくら暖かい風でも寒く感じてしまうかもしれません。そのため、風量としては「弱」の設定が向いているでしょう。
 

目的に合わせて扇風機の風量を調整しよう

扇風機は使用時の風量によって電気代が変化しますが、エアコンなどと比較すると元々の消費電力が少ないため、料金もそれほど大きくは変わりません。そのため、例えばすぐに涼を取りたい場合は強い風量で、部屋の空気を循環させるためには弱めの風量でといった用途別の調整がしやすいです。
 
自身の目的に合わせて、適切な風量を探してみてください。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
 
※2023/7/20 記事を一部修正いたしました。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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