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夏のシャワーは「36度」で大丈夫? これまで「40度」にしてたけど、ガス代はどう変わる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月20日 10時10分

夏のシャワーは「36度」で大丈夫? これまで「40度」にしてたけど、ガス代はどう変わる?

暑い夏になると、シャワーの温度を今までよりも低く設定する人は多いでしょう。設定温度を下げれば、ガス代の節約にもなります。しかし、具体的に何度にするのがよいのかを知っている人は少ないかもしれません。   そこで今回は、夏のシャワーの適温は何度なのかを解説していきます。また、冬に設定していた40度と比べると、ガス代にどのくらいの差があるのかも紹介しますので参考にしてください。

36度で大丈夫? 夏のシャワーの適温を解説

結論からいうと、シャワーの適温は37~39度であり、36度は設定温度として低すぎます。これは、シャワーの温度が36度以下になると、体の汚れや油分が落ちにくくなるのが理由です。特に髪の毛の場合、頭皮の汚れがよく落ちずにベタつきが残ったままになってしまいます。
 
逆に、シャワーの温度を40度以上にすると、髪の毛に必要な皮脂まで流してしまうのです。そのため、頭皮が乾燥しやすくなり、フケやかゆみが発生する原因になります。どうしても40度以上でシャワーを使いたいなら、浴び始めるときは40度以下に設定しておき、髪を洗い流したあとに温度を上げるようにするとよいでしょう。
 
また、いくら夏で暑いからといっても、水でシャワーを浴びるのは避けたほうがよいとされています。というのも、体や髪の汚れが落ちにくいのはもちろんですが、それ以外にも「心臓にストレスを与えやすい」「疲労やストレスの原因になりやすい」などのデメリットがあるためです。
 
ほてった体に急に冷たい水をかけると血管が収縮し、心臓に負担がかかります。それに、水を浴びると体温が下がり、中枢神経を過剰に反応させることになるのです。そのため、必要以上に体温を上げようとして汗をかき、脱水症状を起こして体が疲労を感じやすくなります。特に、高齢者や心臓に疾患がある人は注意してください。
 

ガス代の差ってどのくらい? 冬の40度と比べてみた結果を紹介

一般的なボイラーで、冬に40度のシャワーを15分間使った場合のガス代は、約87.4円です。つまり、1ヶ月として30日間使用すると、87.4円×30日で約2622円となります。
 
都市ガスの場合、シャワーの温度を1度下げると、15分で約3.5円の節約が可能です。設定温度を40度から夏のシャワーの適温である37度にすると、3.5円×3度で1日約10.5円の節約ができます。1ヶ月だと10.5円×30日で約315円です。
 
仮に年間を通してシャワーを37度で使えば315円×12ヶ月となり、40度で使うよりも約3780円の節約ができます。シャワーを使う家族が3人いれば3780円×3人で、1年間で1万1340円もの節約になるのです。
 

ちょうどよいシャワーの温度を設定して健康的に夏を過ごそう

寒い冬には高めに設定していたシャワーの温度も、暑い夏になれば低くしたくもなるでしょう。シャワーの温度は1度でも下げたほうがガス代は節約できます。シャワーの温度を下げれば、ほてった体も気持ちよく冷えるうえにガス代の節約にもなります。
 
ただし、あくまでも適温内が推奨されます。体や髪に悪影響を与えるまで下げるのは避けたほうがよいでしょう。暑い夏にちょうどよいシャワー温度を設定して、ガス代を節約しながら健康的に夏を送りましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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