【駐車場代削減術】月極駐車場は「高すぎる」？利用料を30%以上削減する方法とは

駐車場料金が別にかかる賃貸物件で暮らしている場合や、仕事の関係などで駐車場を借りる必要がある場合には、毎月の駐車場代が発生します。   今回は、毎月の負担を少しでも減らして、節約したいと考えている方のために、安い駐車場を見つけるためのポイントやコツについて、解説していきます。

安い月極駐車場を見つけるコツ

月極駐車場は、広さや場所、設備などによって料金が変わってきます。どのような着眼点で探せばよいのか、安い駐車場を探すポイントについて、それぞれ確認をしていきましょう。
 

離れた場所で探してみる

賃貸物件で、駐車場料金が別に必要な地域では、周辺の駐車場料金の相場と、同じくらいの料金で設定されています。少し離れた場所で探すと、安い料金の場所を見つけられることもあります。
 
敷地内や、敷地に隣接している駐車場は、とても便利です。毎日は車に乗っていないとか、駐車場から多少歩いても問題がないという人は、自分の住んでいる場所で契約するのではなく、少し離れた場所の駐車場を探してみましょう。
 
少しの差でも、年単位でみると、相応の維持費を削減することが可能です。
 

新設された駐車場を探す

不動産の環境は、目まぐるしく変化しています。以前は違う建物が建っていた場所や、何もなかった場所でも、1年、2年たってみると、新しく駐車場が開設されたところや、競合のために以前よりも値下げされている駐車場が、見つかることもよくあります。
 
一度見つからなくても、少し時間が空いたならば、もう一度、契約したい場所の近くをよく探してみましょう。
 

機械式やタワー式の駐車場に変更する

機械式やタワー式の駐車場の多くは、駐車可能な車体サイズの、高さや幅が限られています。機械式やタワー式の駐車場では、出し入れが煩わしいということもあります。
 
他の利用者が出し入れしていると、順番を待たないといけないために、時間がかかります。そのため、車体サイズが限定されない平面の駐車場と比べると、安く設定されている傾向にあるのです。
 
機械式のなかでも、二段式や多段式など、タイプによって、出し入れの方法や対応サイズが異なります。自分の車が対応していて、料金が安い駐車場を近くで見つけられれば、節約することができます。
 

地元の不動産会社で聞く

地元に密着している不動産会社は、地元ならではの駐車場情報にも、詳しい場合があります。借りたい場所のそばに、地域密着型の不動産会社があれば、ぜひ訪れてみましょう。インターネットでは出てこない情報が、得られるかもしれません。
 

条件がよくない駐車場を探す

屋内よりも屋外の駐車場は、基本的に屋根がなくて、雨ざらしになりますので、料金も低い傾向にあります。また、舗装されていない砂利の駐車場や、出入り口が狭いなどの理由で駐車しにくい場所も、人気が低いため、ほかよりも安く設定されているケースが多くあります。
 
条件が多少悪くても、それほど気にしないとか、ほとんど使わないので、車を停められればよいといった人は、需要が少なそうな駐車場を、狙ってみることをおすすめします。
 

駐車シェアサービスを利用する

近年、新しいサブスクリプションサービスとして、駐車場のシェアリングサービスが登場しています。駐車場を契約するのではなく、所有している敷地の空いているスペースを、個人間で貸し借りするサービスです。
 
インターネットやアプリで会員登録を行い、検索すると、場所と画像が表示されますので、申し込むだけで、簡単に利用できます。月ぎめの駐車場を契約するよりも、かなり安くなるケースもあります。
 
決済は、オンラインで完結可能ですので、契約書類を取り交わす必要もありません。近くに、いくつか利用できそうな場所がある場合は、利用してみてはいかがでしょうか。
 

月極駐車場料金を節約しよう

月極で契約している駐車場代を節約したい場合には、距離が離れた駐車場や、機械式、未舗装などの、ニーズが少ない駐車場を探してみると、安いところが見つかる可能性があります。
 
一度探してみて、条件に合うものが見つからなくても、時間をおいて探しなおすことで、新設された駐車場や、値下げされた場所が見つかることもあります。車の使い方や使用頻度、希望する設備とのバランスがとれた、自分にとってよりよい駐車場を探して、少しでも車の維持費を削減しましょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー