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ネットバンクとインターネットバンキング、何が違うの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月20日 11時0分

ネットバンクとインターネットバンキング、何が違うの?

インターネット環境やスマートフォンなどが普及したことで、銀行サービスのオンライン化が進んでいます。ネットバンクやインターネットバンキングなどを利用したことがある人も多いでしょう。   両者は名前がよく似ているので、混同している人もいるかもしれません。そこで、本記事では、ネットバンクとインターネットバンキングの特徴、メリット・デメリット、違いなどを解説していきます。

ネットバンクとは?

ネットバンクは、インターネットバンクの略称です。文字通り、インターネット上での取引に特化した銀行のことを意味しています。インターネットに接続可能なスマートフォンやパソコンなどから、残高照会、入出金明細の確認、振込、振替などの銀行サービスが利用可能です。
 
ネットバンクは、インターネットをメインとして営業していることから、インターネット専業銀行とも呼ばれています。ネットバンクは、従来の銀行のように自行のATMを持っておらず、他行やコンビニエンスストアに設置されているATMと提携しているのが特徴です。店舗やATMの管理コスト、人件費をおさえられることから、振り込みやATMなどの手数料が安いという特徴があります。
 
また、預金の金利を高めに設定しているネットバンクも少なくありません。メンテナンス時間を除いて、24時間365日いつでもオンライン上で銀行サービスが利用できるというメリットもあります。ネットにアクセスできる環境があれば、入出金などのサービスをどこでも行うことができます。
 
一方、無通帳取引を行っているところが多いため、紙の通帳が発行されません。残高や振り込みなどの履歴は、インターネット上で確認する仕組みとなっています。紙の通帳を必要とする人にとっては、デメリットに感じてしまうかもしれません。
 

インターネットバンキングとは?

インターネットバンキングは、都市銀行や地方銀行などが提供しているサービスのことを意味しています。ネットバンクと同様に、インターネット上で残高照会や振り込みなどの銀行サービスが利用できます。インターネットと実店舗の両方でサービスを受けられるのがメリットです。
 
ただし、インターネットバンキングは、実店舗や自行ATMの運営コストがかかることから、ネットバンクと比較すると、手数料がやや高めに設定されています。また、インターネットバンキングはネットバンクよりも、預金の金利がやや低いというデメリットもあります。
 

ネットバンクとインターネットバンキングとの違い

ネットバンクとインターネットバンキングの大きな違いは、実店舗の有無です。ネットバンクはインターネットでの営業に特化しているため、基本的に実店舗を持っていません。そのため、都市銀行や地方銀行などのように、銀行員による対面でのサービスが一切、受けられません。
 
一方、インターネットバンキングは、実店舗を持つ都市銀行や地方銀行が運営しているサービスです。そのため、実店舗でもこれまで通り、同様の銀行サービスが受けられます。
 
ネットバンクとインターネットバンキングは似たような名称ですが、実は全くの別物なのです。これからネットバンクやインターネットバンキングを利用しようと思っている方は、この点をよく理解しておいたほうがよいでしょう。
 

手数料をおさえたいならネットバンク!対面でのサービスを希望するならインターネットバンキングがおすすめ

ネットバンクとインターネットバンキングのどちらも、インターネット上でさまざまな銀行サービスが利用できます。両者の大きな違いは、実店舗があるかどうかです。
 
オンラインだけでなく、実店舗でもサービスを受けたいのであれば、都市銀行や地方銀行が提供するインターネットバンキングがおすすめです。手数料を安くおさえたい場合や少しでも高い金利で預けたい場合には、ネットバンクを選んでみるとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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