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大切な個人情報を守ろう! 最近よく聞く「ワンタイムパスワード」とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月23日 11時0分

大切な個人情報を守ろう! 最近よく聞く「ワンタイムパスワード」とは?

近年、「ワンタイムパスワード」という言葉をよく耳にします。これはその名のとおり、その時だけ1回限り使用できるパスワードのことですが、具体的にどのように使うパスワードなのか、きちんと理解できていないという方も多いのではないでしょうか。   この記事では、ワンタイムパスワードの概要や、具体的な使い方について解説していきます。

ワンタイムパスワードとは?

ワンタイムパスワード(OTP)とは、「一度きりのパスワード」を意味し、一度使用されるとその後、無効になるパスワードです。有効期限がとても短く、時間が経つと自動的に無効になったり、変化することが特徴です。ワンタイムパスワードは、デジタル認証の一環として、セキュリティリスクを軽減する目的で使用されます。
 
たとえば、ユーザーのログイン情報が第三者に漏洩した場合でも、ワンタイムパスワードは一度しか使えないので、そのパスワードが再利用されることはありません。そのため、不正ログインや情報搾取などのリスクを軽減することが可能なのです。
 
ワンタイムパスワードは、とくに金融機関やクレジットカード情報を使うオンラインサービスなど、アクセス情報が流出した際に金銭的被害が大きいサービスで広く利用されています。
 

ワンタイムパスワードの利用方法

それでは、ワンタイムパスワードは具体的にどのように利用することができるのでしょうか。ここでは主に利用される4つの方法を解説していきます。
 

トークンを使った方法

トークンとは、サービス運営者から配布されるワンタイムパスワード生成器を指します。たとえば、オンライン上からログインや送金を行う際には、金融機関などから配布される専用のトークンが生成するワンタイムパスワードを利用するという方法です。これにより、トークンを持たない不正なユーザーは手続きを進めることができません。
 

スマートフォンアプリを使った方法

トークンの機能がスマートフォンアプリとして配布されている場合もあります。たとえば金融機関へのログインの場合、金融機関が配布する専用アプリを利用してパスワードを生成することが可能です。振込手続きの際などには、このワンタイムパスワードを入力することで、安全に操作を行うことができます。
 

メール、SMSを使った方法

この方法では、登録済みのメールアドレスや電話番号にワンタイムパスワードが送られてきます。メールやSMSは本人しか受信できないため、そこに書かれたパスワードをログインや認証に求められる際に入力することで、安全にサービスを利用できます。
 

電話を使った方法

メールやSMS以外にも、登録している電話番号に自動音声で発信する方法があります。音声でワンタイムパスワードが通知され、そのパスワードを入力して認証を行うのです。この方法はとくに高齢者など、メールやSMSが利用しづらい人が利用しています。
 

ワンタイムパスワードを活用して個人情報を守ろう

ワンタイムパスワードは普段からITに慣れていない人にとっては使うハードルが高くも見えますが、実際の利用はそれほど難しくありません。氏名・住所や支払いに関する情報など、漏洩することで大きな被害を受ける個人情報を、インターネット上でやり取りする機会が増えています。ワンタイムパスワードの正しい使い方を理解し、自身の個人情報を守るようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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