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「今が金の売りどき」といわれていますが、「金歯」も売れるって本当ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月24日 9時30分

「今が金の売りどき」といわれていますが、「金歯」も売れるって本当ですか?

コロナの感染拡大や、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響を受けて、ここ数年で、金の価格は上昇し続けています。   「金の売りどき」ともいわれている今、自分の口の中にあった金歯の価値について、考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。   「口の中にあったものなので、状態が悪くて売れないのではないか?」「金歯とはいえ、一つだけだと買い取り対象にならないのでは?」と、不安に感じる点も多いのではないでしょうか。しかし、結論からいえば、金歯は売却できます。   この記事では、金歯が売却可能な理由について、金の値段の推移についてや、ほかにも売れる可能性のある歯のことも併せて、ご紹介します。

金の相場はどう変化しているのか?

金の値段は、2018年ごろから上昇を続けています。
 
もともと希少性が高いことから、価値のあるものとして扱われてきた金ですが、コロナショックやウクライナショックのように、経済不安の要因となる出来事が起こると、価格が高騰する点が特徴です。
 
ここ数年の金価格の推移を表にまとめましたので、参考にしてください。
 
表1

最高価格 最低価格 平均価格
2018年 4827円/グラム 4207円/グラム 4543円/グラム
2019年 5343円/グラム 4521円/グラム 4918円/グラム
2020年 7063円/グラム 5214円/グラム 6122円/グラム
2021年 6897円/グラム 5930円/グラム 6402円/グラム
2022年 8154円/グラム 6680円/グラム 7649円/グラム

※田中貴金属工業「金価格推移 年次価格推移」より筆者作成
 

金歯は状態にかかわらず買い取り対象になる

歯科医院での治療後に、銀歯ではなく、金歯をかぶせるように勧められることがあります。
金歯は、歯との密着性が高く、虫歯の再発を防ぐ効果があることが、主な理由です。
 
金歯は当然、金でできています。
金歯が取れてしまったときや、抜歯しなければならなくなったときに、その金歯を引き取って、買い取りに出してみるとよいでしょう。
 
たとえ、何年も口の中にあったものであっても、金は金ですので、買い取りの対象になります。
変形していたり、不純物が付着していたりして、状態の悪い金歯でも、買い取りは可能です。
 
そのため、状態の良しあしにかかわらず、まずは、査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
 

銀歯やプラチナ歯も売れるの?

歯の治療で使用される貴金属には、金歯のほかにも、銀歯やプラチナ歯があります。
 
特にプラチナ歯は、素材としての価値が高いため、専門の買い取り店に依頼すれば、買い取ってもらえる可能性は十分にあります。
 
銀歯については、パラジウムや金などの金属が含まれているものであれば、その部分が評価されて、高値で買い取ってもらえる可能性があるでしょう。
 
金歯やプラチナ歯に比べると価値は劣りますが、査定に出してみることをおすすめします。
 

金歯は処分せずに買い取り店へ

歯から取れてしまった金歯や、抜歯した金歯は、処分せずに、売却することを検討すべきです。
 
今、経済状況の影響を受けて、金の価格は上昇しています。
 
たとえ状態のよくない金歯であっても、買い取り対象になる可能性は十分にありますので、専門の買い取り業者に、査定を依頼してみるとよいでしょう。
 
金歯だけではなく、銀歯やプラチナ歯にも、値がつく可能性はあります。
貴金属や歯科金属の買い取りに強い業者を探して、持ち込んでみてはいかがでしょうか。
 

出典

田中貴金属工業株式会社「金価格推移 年次価格推移」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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