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中古車を購入するなら「メンテナンスノート」をつくるといい? 良い車を見分けるポイントとは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月25日 10時30分

中古車を購入するなら「メンテナンスノート」をつくるといい? 良い車を見分けるポイントとは?

予算の問題や、希望する車種の関係で、新車ではなく、中古車を購入したい場合もあるでしょう。そのなかには「中古車を購入するなら、走行距離と年式だけをチェックすればよいはず」と、お思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。   実はほかにも、確認しておかなければ、故障や不具合を招きかねないポイントがいくつかあります。   今回は、後悔しない中古車選びをするためのチェックポイントや、トラブルが発生したときの相談先について、ご紹介します。コストをおさえつつ、納得・安心して乗れる車を購入しましょう。

後悔しない中古車選びをするならメンテナンスノートをチェック!

中古車を購入する場合は、メンテナンスノート(整備記録簿)の内容をチェックしましょう。新車とは異なり、すでに乗車歴があることから、乗り方や使用期間によっては、なんらかの不具合が生じた可能性があるからです。
 
主なチェック項目と懸念事項は、表1のとおりです。安心して乗れる車を選ぶために、販売店に質問したり問い合わせしたりして、確認しましょう。
 
表1
 

項目 確認理由
修復歴 フレームに関して不具合があると、耐久性に関する懸念が生じるため
水没車 エンジンまで水没していた場合、故障リスクが高まっているため
水害による水没の場合は、衛生面における懸念が生じるため
塩害・雪害車 水没車同様、故障リスクが高まっているため
部品に劣化が生じている可能性があるため

 
※筆者作成
 
中古車を購入する場合は、走行距離と年式も、チェックが必要です。年式が新しい車は、比較的安心して乗車できるものの、それでも走行距離が多い場合は、部品の劣化や故障の懸念が生じます。
 
一方で、年式は古いが、走行距離が少ない車は、乗車頻度が低いために、部品が劣化している可能性があります。
 
いずれかの情報だけで判断するのではなく、メンテナンスノートの内容・走行距離・年式について、それぞれ確認して、総合的に判断する必要があります。
 

中古車購入に関してトラブルが起こってしまったら

車を購入するときに、または購入後に、トラブルが生じるケースもあるでしょう。その際は、下記の相談先に頼ることで、スムーズな解決が望めるかもしれません。
 

<トラブルが発生したときの主な相談先>

表2
 

国民生活センター トラブルに関する相談が可能
日本中古自動車販売協会連合会 中古車に関するトラブルの相談が可能。連合会加盟店舗が相手の場合は、対応をしてもらえる可能性あり
自動車公正取引協議会 協議会に加盟している店舗に関するトラブルのみ、相談可能
自動車製造物責任相談センター 車の機能・不具合について相談が可能

 
※筆者作成
 
ただし、トラブルに見舞われないためには「信頼できる販売店から購入する」「ネットオークションや個人間売買を利用しない」といった心がけも大切です。乗れば命に関わるもののため、購入先は、慎重に選ぶことが重要です。
 

ポイントをおさえて後悔しない車選びを

中古車を購入するときは、走行距離や年式に、目が行きがちなのではないでしょうか。しかし、メンテナンスノートの内容や、販売店の信頼性についても、着目する必要があります。安心して乗れる車を、信頼できる販売店で購入して、トラブルを回避し、満足できるカーライフを実現しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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