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27歳、「年収340万円」で生活がきつく、東京から地元に帰ろうか悩んでいます。地元は「年収200万円台」が普通ですが、帰るべきでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月27日 10時10分

27歳、「年収340万円」で生活がきつく、東京から地元に帰ろうか悩んでいます。地元は「年収200万円台」が普通ですが、帰るべきでしょうか?

東京は給与が高いというメリットはあるものの、家賃をはじめ物価が高いというデメリットもあります。地元にいるより年収はよくても、実際の生活はギリギリで余裕がないという人もいるでしょう。   年収の低い地元に帰るか東京での暮らしを続けるか迷った場合、どちらを選択するべきなのでしょうか。本記事では、それぞれのメリットを比べた上で解説します。

東京と地方のそれぞれのメリット

東京で暮らす場合と地方で暮らす場合ではどのような違いがあるのか、それぞれのメリットをあげてみます。
 

東京で暮らすメリット

東京の場合、まず仕事が多いことがメリットです。家賃など物価は高いですが、仕事の選択肢が豊富なために転職のチャンスも多くなります。高年収を実現できる可能性も高いでしょう。
 
物価が高いとはいっても、さまざまな店が豊富にあるので安い店を探せば節約も可能です。築年数や立地にこだわらなければ、家賃が低い物件を探すことも無理ではありません。公共交通機関が充実しているので、車を所有しなくても生活や通勤に困らない点もメリットです。
 

地方で暮らすメリット

一方、地方は家賃が安いというメリットがあります。実家暮らしなら、そもそも家賃はかかりません。せいぜい食費や光熱費を一部負担する程度ですみますし、大幅に生活費を節約できるでしょう。
 
地域によっては、通勤や生活する上で車が必須になります。車の購入費や維持費がかかりますが、東京よりも生活費を抑えられる分、車を所有する余裕が生まれます。
 
もしも失業することがあっても、親や親族からサポートを受けやすいのもメリットです。地元に戻れば同級生など仲のよい友人との交流もできます。自然も豊かで満員電車での通勤というストレスもなく、精神的に余裕ができるでしょう。
 

東京に残るのと地元に戻るのではどちらがいいのか?

今回の場合で言えば、東京と地元では年収に140万円もの差が出ています。年齢が上がっても年収差が変わらないと仮定して、27歳から定年退職まで総額いくら差が出るのか、考えてみましょう。
 
60歳で定年退職する場合「33年×140万円」で4620万円になります。ただし、年収340万円で生活に余裕がないなら、貯金できる見込みはありません
 
地元より年収が高くても、定年退職まで働いて手元に残るのは退職金程度ということもあります。生活費がギリギリなら精神的にも余裕がなくなります。東京に残るべきか地元に帰るべきか迷った場合、金銭面や精神面でどちらが余裕をもって暮らせるか考えてみることです。
 
迷ったときは、休暇を利用して数日地元に帰ってみるのもいいでしょう。実家でのんびりしながら、実際にはどのような仕事があるのか、地元の友だちや知人に聞いてみるのも判断材料になります。
 

自分が暮らしやすいかどうかを判断材料にしよう

20代なら、まだ親から支援を受けやすい時期です。生活がきついと感じたら、地元に帰ってみるのもいいでしょう。実家暮らしが可能なら、年収が今より低くなっても生活に困ることはありません。
 
無理な状況を続けていくと体調を崩すこともあります。まず、自分が精神的にも金銭的にもつらくない状況を優先して考えることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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