月3万円の生命保険料が負担です。損しないように見直す方法は？

万が一の事態に備えるためにも、生命保険は重要な役割を持ちます。安心して生活するために保険は必要ではあるものの、毎月の支払いが多くなると、どうしても家計の負担になってしまいます。そのため「なんとか生命保険料を安くしたい」と考える人もいるでしょう。   そこで、この記事では生命保険料を見直す方法や注意点について解説します。

生命保険を見直すべきタイミングとは

生命保険はどのようなときに見直すべきなのでしょうか。ここでは、見直しに適したタイミングをいくつか紹介します。
 

保険料が高く家計を圧迫しているとき

今まで無理なく毎月の保険料を支払えていた場合でも、収入の減少などの理由により、負担が大きくなることもあります。毎月の保険料が高すぎて家計が圧迫されているときは、保険を見直すべきタイミングといえるでしょう。
 

ライフステージが変化したとき

結婚・出産・マイホームの購入など、ライフステージが変化することもあるでしょう。このようなとき、生活費やローンの支払いなどが増えることによって、家計も変化しやすくなります。適した保障内容や料金も変わってくるため、見直しが必要です。
 

保険を更新するとき

生命保険には更新時期があり、このタイミングで見直しをする人もいます。生命保険のなかには満期になると自動更新されるものも多く、年齢に応じて保険料が再計算され、金額が高くなるケースがあります。このタイミングで同じ保険に加入し続けるべきか、検討してみるのも良いでしょう。
 

生命保険を見直す方法

生命保険を見直すためには、いくつか方法があります。ここでは、毎月の負担を軽減するために、生命保険を見直す方法を紹介します。
 

現状に応じて保障内容を減らす

生命保険は、保障内容が手厚くなるほど料金も高額になることが一般的です。保障が大きいと、その分、将来への安心感は高まります。とはいえ、高額な保険料は家計の負担になるため、収支のバランスをよく考える必要があります。
 
保険料が高すぎる場合は、現在の保障内容がすべて必要なものかどうか、チェックしてみましょう。保障内容をふるいにかけて必要なものだけを残すことによって、無理なく支払える金額に調整できます。
 

保険料の払込期間を調整する

保障内容をなるべく変えずに、毎月の保険料だけを安く抑えたいという場合は、保険料の払込期間を調整するのも一案です。たとえば、保険料の払込期間が60歳までの場合、終身へと変更することによって、月々の保険料を抑えられる可能性があります。
 
ただし、この場合は60歳以降も保険料を支払い続ける必要がある点に留意しましょう。
 

生命保険を見直す場合の注意点

生命保険を見直す際は「現在加入中の保険を安易に解約しない」ようにしましょう。新しい保険に加入するからといって、加入中の保険をすぐに解約することは危険です。
 
なぜなら、審査に通らずスムーズに新しい保険に加入できないと、保障の空白期間が生まれる可能性があるためです。万が一のトラブルがあった場合、保障を受けられず、自費で対応することになります。保険を切り替える際は、タイミングに十分に注意しましょう。
 

無理なく支払えるように保険料を見直そう

生命保険は安心して生活をするためにも重要なものです。とはいえ、支払う金額が毎月数万円など高額になると、家計の大きな負担となります。保険料が高く悩んでいる場合は、保障内容を減らしたり、保険料の払込期間を調整したりするなどの方法で料金を安く抑えられる可能性があります。
 
家計が圧迫されているときや保険の更新があるとき、ライフステージが変化したときなど、それぞれのタイミングで、保険を見直してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー