夏休みの予算は家族4人で「5万円」だけど、平均はどのくらい? お財布にやさしい過ごし方も紹介!
ファイナンシャルフィールド / 2023年7月27日 4時30分
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コロナ禍もひと段落しつつある中、いよいよ夏休みシーズンの到来です。子どもにとってはプールや海、お祭りなどイベントが盛りだくさんでうれしい夏休みですが、親からするとお金がかかって大変だと頭を悩ませたり、他の家庭はどれくらいお金を使っているのか気になったりするのではないでしょうか。 本記事では、夏休みシーズンに使う金額の平均や、お財布にやさしい夏休みの過ごし方について解説しています。
夏休みに使うお金の推移
明治安田生命が2023年におこなったアンケートによると、2023年の夏休みに使う金額の平均額は7万2668円です。ちなみに、2009年から2018年まではずっと8万円台で、2019年は6万8071円、2020年は6万5157円、2021年は5万3807円、2022年は6万8632円です。
2023年において、2022年よりも夏休みに使う金額を増やす理由としては、「旅行に行くため」「アウトドア・レジャーにお金をかけるため」といった旅行やレジャー目的が多数ですが、「収入が増加したため」も6番目に多い理由です。
仮に4人家族で予算が平均の約7万円であれば、どういった過ごし方になるのでしょうか。旅行であれば1人当たりの予算が1万8000円程度ですので、近場で1泊くらいが相場です。また、日帰りで近くのテーマパークを楽しむくらいであれば、思いっきり満喫できそうな金額とも言えるでしょう。
ちなみに、一般社団法人日本経済団体連合会によると、2023年の夏季賞与・一時金の大手企業の妥結水準は2022年よりも増加という結果ですので、2023年も昨年以上にお金を使う家庭が多いのかもしれません。
お財布に優しい過ごし方
夏休みに使う平均金額の7万2668円について、多いと思う人も少なくないのではないでしょうか。特に昨今は光熱費や食料品などの価格上昇が著しく、家計を圧迫しています。
次に、夏休みにお金をかけなくても楽しめる過ごし方について、いくつか見ていきましょう。
自然を楽しむ
遊園地や水族館も楽しいですが、特に夏休みは人も多く、通常の時期よりも割高なこともあります。そんなとき、サイクリングやキャンプなどはあまり人の多さに左右されず、初期投資がかかったとしてもその後の費用は多くありません。
また、自然と触れ合うことは子どもの成長の手助けにもなります。苦労してキャンプを成功させた達成感は、子どもの生きていく力を養ってくれる一助となることもあるでしょう。
市民プールに行く
暑い夏は海やプールで過ごしたいものです。しかし、海は紫外線が気になるという人や、レジャー施設としてのプールは高くてちょっとという人もいるでしょう。そこでおすすめなのが市民プールです。
公共の機関が運営しているため、費用は安く利用でき、また衛生面もしっかりと管理されています。適度な運動にもなり、親子ともに楽しめるでしょう。ただ、日によっては水泳教室などで使えなかったり、人が多くて泳ぎにくかったりすることもあるので注意が必要です
工場見学に行く
多くの企業では、夏休みに合わせて工場見学や企業見学をおこなっています。工場見学は無料、もしくは低価格で利用できることに加え、普段入ることができない施設を見学でき、また子どもにとっては社会見学も兼ね、とても勉強になります。
試食やお土産をもらえることもあり、子どもにとっても親にとっても良い思い出作りができるでしょう。
子どもと昼食をイベントにする
夏休みには子どもの昼食を準備しなくてはなりません。毎日の献立を考えるのも大変ですし、スーパーやコンビニを多用すれば栄養面やお金の面が気になります。
そんな中、子どもと昼食をイベントとしてとらえることで、お金をかけずに子どもと楽しむことができます。例えば、子どもと一緒に簡単な昼食を作る、お金を子どもに渡し、その中で献立を子どもと一緒に決めて残ったお金はお小遣いとして渡すなど、ゲーム感覚で進めると、子どもも工夫しながら楽しめます。
まとめ
夏休みに使うお金は家庭により異なりますが、平均すると7万円以上使っているようです。必要に応じて計画的に貯めることが必要ですが、お金をかけずに楽しむ方法もたくさんあります。
それぞれの家庭に合った楽しみ方を考えましょう。
出典
明治安田生命「夏に関するアンケート調査」を実施
一般社団法人日本経済団体連合会 2023年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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