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23区で1DK「3200万円」のマンションって安いですか? 32歳独身で、将来のために買おうか迷っています…

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月29日 10時30分

23区で1DK「3200万円」のマンションって安いですか? 32歳独身で、将来のために買おうか迷っています…

将来への安心感を求めて不動産購入を検討されている人も多いようです。30代で都内のマンションを購入するとすれば、その決断は容易なものではありません。本記事では、都内マンション価格の現状から、マンション購入のメリット・デメリット、そして「3200万円」の1DKマンションが本当にお買い得なのか、詳しく見ていきましょう。

東京都内のマンション価格

都内のマンション価格は、地域や建物の特性により大きく異なります。例えば、2023年7月時点の1DKの物件価格だけみれば、港区の中古マンション平均価格は4000万円台、葛飾区は1500万円台で購入可能です。3200万円に近いところは文京区が該当します。
 
マンションを購入する際には、築年数や管理費、修繕積立金などにかかる費用など総合的に判断したほうがよいため「23区1DKで3200万円」というだけでは、安いか高いかの判断しないほうがよいでしょう。しかし、単純に広さと価格と立地だけで考えれば、港区などの物件なら「安い」といえます。
 

マンション購入のメリットとデメリット

マンション購入には、それぞれのライフスタイルや将来設計により、メリットとデメリットが存在します。メリットとしては、まず、老後も自分の所有物として住み続けられる安心感があげられます。
 
また、賃貸よりも生活費を抑えられるという経済的な利点もあるでしょう。さらに23区内であれば、いざというときの売却も比較的容易で、資産価値の一部を回収することが可能な点も魅力といえます。
 
一方で、デメリットも無視できません。住宅ローン完済後も、修繕積立金や管理費が継続してかかり、また固定資産税などの税負担も発生するのです。また、マンションの所有者になると、仕事や家族の事情で引っ越しをすることが難しくなる場合も出てきます。これらの要素は、マンション購入の意志決定に影響を与える重要なポイントとなるでしょう。
 

23区で1DK「3200万円」のマンションはお買い得か?

価格が「3200万円」の1DKマンションを購入することが、32歳独身にとってお買い得かどうかを考える際には、将来の生活費や収入を考慮することが重要となります。総務省統計局の調査によれば、65歳以上の高齢単身世帯の月平均消費支出は約16万円です。住居費がこれに占める割合を考慮すると、マンションを購入した場合の生活費は賃貸よりも抑えられる可能性があります。
 
購入資金は、「フラット35」などの住宅ローンを利用した場合、借入金額や金利、返済期間などがローンの返済額を左右します。
 
現在の年収や貯蓄金額などを考慮して、無理なく返済できるローンの額や期間をしっかりと計算し、自己資金とのバランスを考えることが重要です。無理のない購入計画が立てられるのであれば、将来的な資産にもなるマンション購入は検討に値すると言えるでしょう。
 

価格だけではなくライフスタイルや生活設計も考えて

都内のマンション価格は地域や建物の特性により異なりますが、平均的な価格を考えると3200万円の1DKマンションは比較的手頃な価格帯と言えるでしょう。しかし、マンション購入はその価格だけで決めるものではありません。メリットとデメリットを比較し、自分自身のライフスタイルや将来の生活設計を考慮することから検討してみましょう。
 

出典

国土交通省 不動産価格指数

総務省統計局 3 高齢単身世帯の家計収支の状況

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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