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暑くても「つけっぱなし」だとエアコンの寿命は短くなりますか? 電気代はどのくらいになるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月28日 2時20分

暑くても「つけっぱなし」だとエアコンの寿命は短くなりますか? 電気代はどのくらいになるのでしょうか?

「暑いのでエアコンをつけっぱなしにしたい」と思っていても、つけっぱなしは電気代が高くなるのではないかと躊躇(ちゅうちょ)してしまう人もいるのではないでしょうか。本記事ではそのような人に向けて、エアコンをつけっぱなしにした場合にかかる電気代をはじめ、エアコンをつけっぱなしにするデメリットや、電気代を節約するコツについて解説します。

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代はいくらか

エアコンをつけた場合にかかる電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)」で算出できます。1時間あたりの消費電力は、使用するエアコンによって異なるため一概にいえませんが、ここでは600Wと仮定して計算しましょう。
 
なお、電力量料金単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として定めている31円/kWhとします。この場合、1日エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代は「0.6×24×31=446.4」となり、約446円かかると算出することが可能です。
 
また、1ヶ月(30日)つけっぱなしにした場合は「446×30=13380」となることから、約1万3380円かかると想定できます。具体的にかかる料金が知りたい場合はエアコンの消費電力を確認して、上記の計算式に当てはめて計算するとよいでしょう。
 

エアコンをつけっぱなしにするデメリットとは

エアコンをつけっぱなしにすることで考えられるデメリットとしては、電気代のほかに、身体が冷えすぎたり、エアコンの寿命が短くなってしまったりする可能性がある点が挙げられます。常に冷房が身体にあたることで、かえって体調を崩すこともあるため、設定温度を高くしたり、上着を羽織ったりして温度調節をするとよいでしょう。
 
また、エアコンを1日中つけっぱなしにすると、フィルターの掃除ができず、目詰まりを引き起こすこともあります。フィルターの目詰まりはエアコンの寿命を短くする原因となるため、定期的に電源を切ってお手入れをすることが大切です。ほかにもエアコンをつけっぱなしにすることで部屋の乾燥をもたらし、喉の痛みや肌荒れにつながる恐れもあるでしょう。
 

エアコンの電気代を節約するコツとは

「エアコンの電気代を少しでも安くしたい」という場合は、自動運転モードに設定したり、フィルターを定期的に掃除したりするとよいでしょう。
 
エアコンの自動運転モードは、室温が設定温度になるまで強運転で一気に冷やし、設定温度に到達したあとは微運転に切り替えてくれます。効率よくエアコンを使用できるため、自身でこまめに風量を変えるよりも節電につなげられるでしょう。
 
また、エアコンのフィルターが汚れていると、故障の原因になるだけでなく、冷房の効きが悪くなったり、無駄な電力を使ってしまったりする恐れがあります。
 
無駄な電力を使うことで電気代も高くなるため、注意が必要です。定期的にフィルターの掃除をするなど、自身でできるメンテナンスをするとよいでしょう。
 

適切にエアコンを使用して体調管理をしよう

電気代が高くなることを気にして「エアコンはつけない」という選択をする人もいるかもしれません。しかし、暑い中、無理をすることで熱中症になる恐れもあるため、注意が必要です。エアコンをつけることでかかる電気代を節約したい人は、本記事で紹介したポイントを参考にしつつ、適切にエアコンを使用して体調管理を怠らないようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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