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帰宅すると「観葉植物」が暑さでぐったり…エアコンは外出時も消さないほうがいい? 電気代はどのくらいかかるの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月27日 5時0分

帰宅すると「観葉植物」が暑さでぐったり…エアコンは外出時も消さないほうがいい? 電気代はどのくらいかかるの?

近年では、コロナ禍でのお家時間の増加や、サブスク・レンタルサービスの充実から、観葉植物を部屋に置いている人も増えているのではないでしょうか。植物が枯れないように室温には気をつかいたいところですが、一方でエアコンの電気代も気になります。本記事では、観葉植物のためにエアコンはつけるべきか、またその際の電気代についても解説します。

観葉植物のためにエアコンをつけるべき?

電気代節約のためにも外出の際は消しておきたいエアコンですが、消してしまうと観葉植物にどのような影響が出るのでしょうか。種類にもよりますが、一般的に観葉植物の適切な温度はおおよそ15~25℃とされています。これは、主に熱帯や砂漠地域など一定の温度を保つ地域に自生する種類が多いためです。
 
観葉植物の種類によっては、35℃を超えるような環境では成長が停止し、免疫力が落ちるため、病原菌に感染しやすくなる可能性もあります。真夏には気温が35℃を超える日も多く、特に熱がこもってしまう室内ではエアコンを消してしまうと植物の成長を阻害してしまうかもしれません。
 
また、急激な温度変化は植物に大きなストレスを与え、成長を阻害する可能性があります。あまりに急な温度変化を避けてなるべく一定の温度を保つようにするためには、エアコンをつけっぱなしにするのが良い選択であるとはいえるでしょう。
 
特に、鉢植えの観葉植物は地植えよりも環境の変化に敏感であり、高温となる場所に置くと水分がたまりやすく、根腐れを起こしやすいという側面もあります。
 

エアコンを24時間つけていると電気代はいくらかかる?

それでは、観葉植物のためにエアコンをつけっぱなしにすると具体的に電気代はいくらくらいになるのでしょうか。冷房の電気代はメーカーや機種、外気温、設定温度などによって変動しますが、例えば定格の消費電力が500Wの場合、電力単価を31円/kwhとすると1時間あたりの電気代は15.5円です。
 
つまり24時間つけっぱなしにしていると1日で372円、30日では1万1160円になります。エアコンのつけっぱなしは、やはりとても大きな電気代がかかってしまうようです。
 

観葉植物をケアしつつ電気代を節約するには?

それでは、観葉植物をケアしつつ、電気代も節約するにはどのようなポイントがあるのでしょうか。まずは、サーキュレーターや扇風機など空気を循環させる機器を利用して設定温度を上げることです。エアコンの冷房は1℃温度を上げるだけで13%の消費電力を抑えられます。
 
冷房の効率を上げつつ、風通しをよくするためにもこれらの家電を併用することで、観葉植物をケアしつつ節約が可能です。また、観葉植物を置く場所にも注意しましょう。特に直射日光が当たる場所は温度が上がってしまうため避け、適度な遮光と空気の流れを確保することが大切です。
 

節電の工夫をしつつ観葉植物に適切な環境を作ろう

観葉植物は急激な温度変化を苦手とするものの、エアコンを常に稼働させなくとも適切な環境を作ることができます。サーキュレーターとの併用で設定温度を上げたり、タイマー機能を使って気温が高く日差しが入る時間帯のみ冷房をつけたりといった、適切な温度を維持するといった工夫も可能です。植物に負担がかからないようにしつつ、節電を心がけてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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