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注文住宅でびっくりしないために!建設費用以外でかかる金額は馬鹿にならん!

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月12日 9時30分

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注文住宅で家を建てる際には、ある程度の予算がかかることは、みなさん想定していると思いますが、いざ見積もりを見てびっくりしてしまう方が多いです。 なぜ、このようなことになってしまうのでしょうか? それは、建物費用以外にかかる金額が、想像以上にかかるからなのです。当初の資金計画で考えた予算を大きく上回ってしまうことも珍しくありません。 そこで今回は、注文住宅で家を建てた場合に、建物費用以外にもどのような費用がかかるのかをご紹介していきます。

建物以外にかかる費用はどのようなものがある?

注文住宅で家を建てる際に、かかる費用は大まかに分けると3つです。
・本体工事費用
・別途工事費用
・諸費用

このうち、「本体工事費用」は総費用の約7〜8割です。
問題は、残りの「別途工事費用」と「諸費用」です。この予算も組んでおかないと、予想以上の出費となってしまうのです。
そうならないためにも、この2つの費用について把握しておきましょう。
【別途工事費用】
・解体工事費用(必要があれば)
・屋外電気工事費用
・水道管やガス管の引き込み工事費用
・照明器具工事費用
・カーテン工事費用
・外構工事費用

などがあります。「別途費用」の工事に関しては、総費用の約1.5〜2割を占めます。

【諸費用】
・印紙税
・不動産取得税
・登録免許税
・登記手数料
・融資事務手数料
・火災保険料
・固定資産税、都市計画税
・地盤調査費
・引越し費用
・家具

などが挙げられます。
「諸費用」に関しては、総費用の約0.5〜1割を占めます。

最初に必ずすべての項目を含めた資金計画の説明をしてもらおう

家を建てる際に一番気になるのは、どの程度費用がかかるのかということだと思います。最初の相談時に、坪単価だけを聞くのではなく、資金計画について細かくしっかりと聞きましょう。
坪単価を気にされる方がいますが、建物の大きさや形、使う素材や敷地の条件によっては、全体で何百万もの差が出てきます。
自分の希望に応じて、さまざまな選択肢から選ぶことができるのが、注文住宅の面白いところでもありますが、反対に怖いところでもあるのです。
あらかじめ別途工事費用や諸費用を含めた全体の予算を把握しておかないと、いざ見積もりを出されて予想以上の金額にびっくりすることになります。仕方なく予算をさらにあげるか、もしくはもっと安い建築会社をまたイチから探すことになってしまいます。
そうならないために、本体工事費用以外にも別途工事費用と諸費用も含めて予算を組んでおきましょう。

まとめ

注文住宅で建てると、思った以上に金額のかかる項目がとても多いです。それぞれの項目をひとつひとつ合わせていくと、大きな金額になります。それによって「こんなにかかると思わなかった」と思ってしまうケースが多いです。
先に建物以外にかかる費用を把握しておくことで、逆算してどれだけ建物に予算をかけられるのか想定しておくことができます。ですから、それも含めた予算で資金計画をしっかりと立てておきましょう。
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級,住宅ローンアドバイザー

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