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夫が「複数社」からカードローンで借り入れをしていました……。どのように対処すればよいのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月28日 3時30分

夫が「複数社」からカードローンで借り入れをしていました……。どのように対処すればよいのでしょうか?

「つい趣味に使いすぎてしまって……」 「審査に落ちるかもしれないからと、複数の申し込みをしてしまった」   さまざまな事情により、複数のカードローンで借り入れをしてしまう方がいらっしゃいます。パートナーが複数の金融機関から借り入れをしていた場合、家計をともにする自分にも大きな影響があるため、判明したときは動揺するでしょう。   しかし、まずは落ち着いて「悪循環に陥るような返済方法をしていないか」を確認し、よりよい返済方法を模索する必要があります。今回は、避けるべき返済方法と、対処法についてもご紹介します。

避けるべき返済方法とは?

複数から借り入れをしている状況は、借り入れ総額が分かりにくいうえに、利息や手数料の負担がかさみやすく、よい状況とはいえません。まず、下記のような、避けるべき行動をしていないかを確認しましょう。

<複数から借り入れをした際に避けるべき行動>

・返済をするために、ほかの金融機関から、新たに少しずつ借り入れをしている
・月々の返済額を低く設定しすぎている

借金を返済するためのお金を、他社からの借金で用意すると、後者にも利息がかかる分、借り入れ総額は雪だるま式に増えていってしまいますので、避けましょう。
 
また、負担を軽減したいからといって、月々の返済額の設定が低すぎる場合も、要注意です。毎月の返済に充てている金額が少ない場合は、そのときの金銭的な負担は軽減できますが、元本がなかなか減りません。
 
返済が長引くほどに、支払う利息も多くなり、総額でみた場合の金銭的負担は大きくなるでしょう。
 

複数借り入れへの対処法

それでは、パートナーが複数から借り入れをしていた場合は、どう対処すべきでしょうか。そのときは、以下の二つの対処法があります。

<パートナーが複数から借り入れをしていたときの対処法の例>

・それぞれの借り入れ金額と利息を確認して、優先すべき借り入れ先(利息の高い借り入れ先)を見つけて、繰り上げ返済をする
・カードローンを1本にまとめる

利息の高い借り入れから優先的に返済して、可能な限り早く、返済を終わらせる必要があります。ボーナスやお小遣いなどを返済へ充てて、利息によって、返済総額が膨らむことを避けましょう。
 
また、借り入れ先を一本化する「おまとめローン」を利用することもよいでしょう。おまとめローンとは、他社からの借り入れ金を返済するために利用できる、複数借り入れ専用のローンをさします。
 
現在抱えている返済額分を、おまとめローンで借りて、それで一括返済して、今後は、おまとめローン分のみを返済していくという方法です。これにより「複数社分発生していた利息の負担を軽減できる」「返済日と返済額がまとまり、返済計画が立てやすくなる」といったメリットがあります。
 
現在、家計やお小遣いとして使うお金に余裕がある場合は、優先順位を付けて返済していく方法を、その余裕がない場合は、おまとめローンを利用するとよいでしょう。
 

現状を把握して計画的な返済を

複数から借り入れをしていた場合は、返済のために借金をすることは避け、優先順位を付けて、できるだけ早い完済を目指すことが大切です。
 
もし、そうした確認をすることが大変だとか、優先順位を付けても、繰り上げ返済ができる余裕がないとかいう場合は、おまとめローンを活用するという対処が可能です。まずは、現状把握をして、計画的に完済を目指しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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