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放置している口座、どうしよう?そのままにしておくとなにか「リスク」がある?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月29日 2時30分

放置している口座、どうしよう?そのままにしておくとなにか「リスク」がある?

引っ越し前に使っていた口座、幼い頃に親が作ってくれた口座、キャンペーンで開設したきり使用していない口座……、さまざまな事情により、放置状態になっている口座があるのではないでしょうか。   しかし、口座を放置したままにしておくことには、思わぬリスクが潜んでいる場合があります。 放置していて、休眠預金となっても、預けていた全てのお金を失うことはありませんが、いつの間にか、残高が減っているおそれもあります。   今回は、銀行口座を放置した場合のリスクと、改めて確認しておくことのメリットを、ご紹介します。

口座を放置しているリスクは意外なところに

放置してしまっている口座は、改めて確認したうえで、解約手続きをするか、再び活用するほうがよいでしょう。
放置された口座は、銀行によって、利用規約にのっとり、以下の対処がなされる可能性があるからです。

<放置された口座への対処例>

●2年以上放置すると、通達のうえ、口座管理手数料が自動引き落としされてしまう可能性がある
●10年以上放置すると、休眠預金となるため、書類をそろえて、窓口で解除手続きをする必要がある

近年の取引記録がない口座が、強制的に削除されたり、預金が引き出せなくなったりするわけではありませんが、金銭的または労力的な負担が生じることとなります。
仕事や生活で忙しいなか、平日に時間を取って銀行へ行くことは、現役世代にとっては大変です。
 
また「休眠預金になると、国が勝手に使えるお金になってしまう」といったうわさ話もありますが、お金が取り上げられるわけではなく、手続きをすれば、引き出すことはできます。
 
とはいえ、開設した口座は、定期的に入出金をするか、使わないと思ったら、解約したほうが管理しやすくなるでしょう。
 

放置している口座をチェックするメリット

放置している口座を整理していると、いわゆる「棚から牡丹(ぼた)餅」のように、想定していなかった預金を発見できる場合もあります。
取り引きしなくなる前の預貯金や、口座開設時に入金していた最低預入金額などです。
 
たとえ少額でも、引っ越しやライフステージの変化によって放置している口座へ入れたままにしているのは、非常にもったいないことです。
改めて預金を確認して、引き出しておくか、解約の申し入れをして、全額を払い戻ししてもらいましょう。
 

休眠化するまえに口座をチェック!

さまざまな事情により、つい放置してしまっている口座もあるのではないでしょうか。
しかし、放置したまま10年がたつと、休眠預金となってしまい、引き出すためには、必要書類をそろえたうえで窓口へ行き、時間をかけて手続きをする必要がでてきます。
10年たっていないとしても、規定によっては口座管理手数料がかかり、余分な出費をしてしまっている可能性もあります。
 
今一度、自身が開設した口座を確認して、使っていない口座は整理しておきましょう。
 

出典

政府広報オンライン 放置したままの口座はありませんか?10年たつと「休眠預金」に。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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