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夏休みの平均予算は「7万2668円」! 過ごし方は「国内旅行」が人気? ただし物価高騰で予算を「減らす」人も!

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月31日 10時50分

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夏休みシーズンもはじまり、どう過ごすか考えている人や、周りがどのように過ごすのかを気にしている人も多いのではないでしょうか。この数年はコロナで思うように外出できず、ストレスを抱えていた人もいるかと思います。   しかし、今年はコロナが感染症法5類に移行して初めての夏です。そのため、旅行やレジャーにお金を使いたいと考えている人も多いことでしょう。本記事では、人気の夏休みの過ごし方や平均予算について解説します。

夏休みの平均予算は7万2668円

明治安田生命保険相互会社の調査によると、今年の夏休みの平均予算は「7万2668円」であり、昨年2022年の6万8632円、コロナ禍前2019年の6万8071円を上回っています。
 
使い道は「国内旅行」が最も多く54.6%、続いて「帰省」が26.2%、「プール・遊園地・テーマパーク」が21%です。「海外旅行」も8.7%と昨年の7.4%から1.2倍となっており、夏休みの過ごし方として旅行が人気のようです。新型コロナウイルス感染症が5類へ移行したこと、これまでコロナ禍で旅行を控えていたことが今回の結果につながっていると考えられます。
 
また、「国内旅行」と「海外旅行」に関して昨年までとの違いを見ると、「費用を増やす」「遠くに行く」「日数を増やす」が上位を占める結果です。今年の夏休みは昨年と比較して、「お金をかけて、遠方に長めに行く旅行」が人気のようです。
 

ボーナスアップも追い風に

夏のボーナス額は平均66万7258円であり、2022年の60万654円からアップしていることも平均予算アップの追い風になっています。
しかし、夏のボーナスからお小遣いをもらっている夫は48.5%と半数以下です。金額も6万7287円と昨年の9万55円から2万円以上少なくなっています。ボーナスはアップしたものの、夏休みの予算を増やしたため、お小遣いが少なくなっているのかもしれません。
 

物価高騰で予算を減らす人も

夏休みの平均予算は昨年よりも増えていますが、前述のアンケートによると15%の人は昨年より予算を減らすと回答しています。図表1にあるように、理由としては「物価高騰により家計が厳しくなったため」との回答が64.3%(予算を減らすと回答した人の中で)を占めています。
 
図表1

明治安田生命保険相互会社 夏に関するアンケート調査
 
日常生活でも食品や電気代などの値上げがあり、物価上昇が夏休みの予算に影響を与える結果です。
また、「収入が減少したため」「将来の不安のため預貯金に回し、使用したくないため」と続き、コロナ禍が将来への不安に影響を与えていることが伺えます。
 

まとめ

本記事では、人気の夏休みの過ごし方や平均予算、平均予算を減らす人の理由について解説しました。昨年よりも夏休みの予算を増やす傾向にあるようです。
 
今年はコロナが感染症法5類に移行して初めての夏休みです。感染に注意して、レジャーを楽しみましょう。まだどのように過ごすか決めていない人は、周りの過ごし方も参考に夏休みの計画を立ててみてはいかがでしょうか。
 

出典

明治安田生命保険相互会社 夏に関するアンケート調査
 
執筆者:齋藤彩
AFP

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