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デジタル資産をもってみたいけど税金はかかる? 暗号資産やNFTは節税対策に有効?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月2日 8時0分

デジタル資産をもってみたいけど税金はかかる? 暗号資産やNFTは節税対策に有効?

デジタル資産、特にビットコインなどの暗号資産やアート作品などのNFT(Non-Fungible Token)は、近年注目を集めています。   しかし、これらの資産に対する税金の取り扱いはどうなっているのでしょうか。また、これらは節税対策として有効なのでしょうか。本記事では、これらの疑問について解説します。

暗号資産と税金

ビットコインなどの暗号資産は、投機的な価格の変動が特徴です。これにより、大きな利益を得る可能性がありますが、その一方で税金の問題も生じます。
 

暗号資産の課税ルール

暗号資産の売却益は、所得税の対象となります。また、相続が発生した場合、相続税の対象となる可能性もあります。しかし、暗号資産の価格は大きく変動するため、税金の計算は複雑になることがあります。
 

暗号資産と節税対策

暗号資産、特にビットコインなどは、その価格の大きな変動性から投機的な性質をもつといわれています。これは、一定の期間内に価格が大きく上昇したり下落したりすることを意味します。このような特性は、投資として魅力がある一方で、節税対策としてはリスクが伴います。
 
暗号資産の価格が急上昇した場合、それに伴い所得税の負担も増大します。また、価格が急落した場合、損失を出す可能性がありますが、その損失を税金の控除に活用することは限定的です。
 
さらに、暗号資産の価格は不確定要素が多く、予測が難しいため、安定した節税対策としては適していないといえます。
 

NFTの課税ルール

NFTもまた、デジタル資産の一種であり、アート作品などの所有権を表現するために使用されます。これに対する税金の取り扱いはどうなっているのでしょうか。以下で見てみましょう。
 

NFTの課税ルール

NFTの売却益もまた、所得税の対象となります。また、相続が発生した場合、相続税の対象となる可能性もあります。しかし、NFTの価値はその特性上、主観的な評価が大きく影響するため、税金の計算はさらに複雑になることがあります。
 

NFTと節税対策

NFTの税金に関する区分については、明確な定義がされていないため、現時点では結論を出すことが難しいとされています。最も効果的な節税対策としては、暗号資産を取引する場合に法人化することが挙げられていますが、その際には取引専用の法人であることを証明する必要があることに留意が必要です。
 
NFT取引において節税対策を考慮する際には、個々の取引内容や所得に応じて適切な税務上の対応が必要となるため、専門家の助言を仰ぎながら適切な対応を行うことが重要です。
 

まとめ

暗号資産やNFTは、新たな投資の対象として注目を集めていますが、その一方で税金の問題もあります。
 
これらのデジタル資産の価格は大きく変動するため、税金の計算は複雑になることがあります。また、これらを節税対策として利用することは難しいかもしれません。
 
これらのデジタル資産を取引する際は、税金の問題も考慮に入れることが重要です。
 

出典

国税庁 暗号資産に関する税務上の取扱いについて(情報)
国税庁 NFTに関する税務上の取扱いについて(情報)
消費者庁 内閣府資料 NFTと法的課題
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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