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お金をもらえるはずが逆に取られていた! こんな特徴があれば給付金詐欺かも?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月3日 6時20分

お金をもらえるはずが逆に取られていた! こんな特徴があれば給付金詐欺かも?

持続化給付金や特別定額給付金を狙った特殊詐欺が、数多く発生しています。詐欺に合わないためには、事前に特殊詐欺の手口を知っておくことが重要です。この記事では、給付金などを狙った特殊詐欺について解説します。詐欺の手口と対策を確認して備えましょう。

給付金や還付金を狙った詐欺が多い

近年、発生している詐欺事件の特徴として、持続化給付金や特別定額給付金などを語った詐欺事件の事例が多く発生しているようです。ここからは給付金や還付金を狙った詐欺の手口について解説します。
 

給付金や還付金を狙った特殊詐欺とは

給付金や還付金を狙った特殊詐欺の場合、最初に自治体や税務署などの職員を名乗って連絡がきます。電話で「未払いの還付金がある」といった内容を語り、ATMでの支払いや、銀行での振り込みを要求してくるケースが多いようです。
 
現金の支払いはもちろん、通帳の暗証番号やマイナンバーなどの重要な個人情報は絶対に教えてはいけません。そこで得た個人情報を使って、口座からお金が抜き取られてしまう可能性もあるので注意しましょう。
 

詐欺に合わないための対策

詐欺被害に合わないためには、正しい情報を身につけておく必要があります。詐欺の手口として、ATMの操作を求めてくるケースもありますが、行政機関がATMを利用するように指示することはありません。そのほか、ショートメールを使った事例もあるので、詐欺に合わないための対策について解説します。
 

ATMで手続きをすることはない

行政機関が、還付金や給付金を支給する際に、ATMを使って手続きをすることはありません。仮に、市町村の職員を名乗る人物から「ATMを操作してください」と言われた場合、詐欺である可能性が高いでしょう。詐欺かもしれないと思ったら、あわてて振り込まずに、まずは冷静に判断し、一度、最寄りの役場や行政機関などに直接、確認をしてください。
 

受給のために手数料を振り込まない

特別定額給付金を支給する際に、行政機関が、事前に手数料を求めることはありません。給付金を受給するための手数料を要求されたら、詐欺の可能性が高いでしょう。手続きに関しては、総務省が公開しているWebサイト「給付金の詐欺に注意」に記載されているので、手続きをする前に確認することが必要です。
 

URLによる申請手続きはしない

近年、社会全体でキャッシュレス化が進んでいることで、Web上で決済手続きをする機会も多くなりました。URLから決済することに抵抗を感じなくなっている人も多いでしょう。しかし、給付金や還付金の手続きにおいて、行政機関がメールでURLを送ってくることはありません。
 
市町村の職員などを名乗った申請手続きのメールがきた場合、クリックしただけで情報が抜き取られる可能性もあります。怪しいメールがきたらまずは無視をすることが重要です。開封したり、返信する必要はありません。可能であれば行政機関へ報告するとよいでしょう。
 

まとめ

この記事では、給付金や還付金を狙った特殊詐欺について解説しました。コロナウイルスの影響もあり、多くの一般家庭で給付金などを受け取る機会が増えています。給付金や還付金を受け取りたい人を狙った特殊詐欺も今後も増えていく可能性があります。行政機関が、ATMを利用した手続きや手数料の振り込みを依頼することはありません。
 
また、メールでURLから手続きを案内することもないので注意しましょう。少しでも怪しいと思ったら、消費者ホットラインや最寄りの市区町村窓口などに相談することをおすすめします。
 

出典

警察庁 特殊詐欺対策ページ 還付金詐欺

警察庁 給付金のサギに注意!!

総務署 特別定額給付金

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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