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30%以上が転職を検討中! ITエンジニアの年収とマネープランの注意点

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月3日 11時0分

30%以上が転職を検討中! ITエンジニアの年収とマネープランの注意点

日本も終身雇用の時代が終わりつつあり、雇用が流動的になっています。その中でもITエンジニアは特に雇用が流動的といわれています。比較的、年収が高いITエンジニアですが、転職とお金に関しては、やはり気にしなくてはいけないことがいくつかあります。   本記事では、人材不足が叫ばれ、今後も需要が高まるITエンジニアに関して、年収やその職種、転職におけるマネープランの注意点を紹介します。

ITエンジニアの職種と年収、転職ついて

ITエンジニアの職種と年収、転職についてみていきましょう。
 

ITエンジニアの職種と年収

ITエンジニアの職種と年収に関してみていきましょう。
主な職種と年収は以下の通りです。
 

●WEBサイト開発 年収550万円
●IT運用、管理  年収534万円
●ソフトウェア管理 年収550万円

 
日本の平均年収が443万円といわれているので、ITエンジニアは年収が高い職業といえるでしょう。
 

転職を検討しているITエンジニアについて

ITエンジニアの雇用の流動性についてデータを見ていきましょう。
 
パーソナルキャリア株式会社「doda(デューダ)」による1500人のITエンジニアに対して行った調査によると、ITエンジニア全体では「今後1年以内転職を考えている」「内定に至ってはいないが、今後1年以内の転職のためにすでに活動を始めている」「すでに転職が決定している」の回答合計が3割を超えていました。ITエンジニアの方々の転職に対する意識がうかがえる結果といえるでしょう。
 

マネープランの注意点

ITエンジニアは転職・職種を変えても、ある程度の年収が確保されているといえます。そのため、給与面での心配は少ないといえるかもしれません。しかし、それでも注意すべき点はいくつかあり、それは以下の通りになります。
 

●退職金がない企業
●労働時間

 
IT業界は退職金がない企業も少なくないといわれています。退職金は、次の職場が決まっていない転職の場合には、次の生活費に充てる場合、やはり必要になります。次の職場が決まっていた場合でも、退職金があれば自己研鑽や資産形成に充てることができます。
 
また定年まで働いたのであれば、退職金は定年後の生活においても重要な柱になり得るものです。転職先を決める中では退職金の有無もしっかり確認するとよいでしょう。退職金がない場合は、現役中から自分で退職金を「確定拠出型年金(iDeCo)」などの資産運用や個人年金で準備しておく必要があるかもしれません。退職金は転職希望の有無にかかわらず、マネープランにおいては非常に重要です。
 
労働時間と退職金はマネープランに大きな影響を与えるでしょう。労働時間が長いのであれば、残業がサービス残業にならない企業に転職しないと働き損になります。年収が比較的、高いといわれるITエンジニアも、このように、いくつかマネープランの注意点があるので、おさえておきましょう。
 

まとめ

ITエンジニアの年収や職種、転職時などのマネープランの注意点を紹介しました。年収が比較的高い職種で需要も高いITエンジニアも、マネープランにおいては注意点がいくつか存在しますので、しっかり把握しておくとよいでしょう。
 

出典

厚生労働省 職業情報提供サイト「システムエンジニア(Webサイト開発)」

厚生労働省 職業情報提供サイト「運用・管理(IT)」

厚生労働省 職業情報提供サイト「ソフトウェア開発(スマホアプリ)」

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査

doda「転職意向では、約3人に1人(32.5%)が1年以内での転職を検討・予定」(PR TIMES)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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