おひとりさまは全世帯の38%を占める!50代におすすめのソロ活とかかる費用
ファイナンシャルフィールド / 2023年8月4日 10時10分
50代からのソロ活が今、あらためて注目されています。ソロ活では、ライフスタイルに合ったオリジナルの楽しみ方を見つけることがポイントです。今回は、50代におすすめのソロ活と、ソロ活をより楽しむポイントを解説します。
ソロ活女子が増えている背景
50代の女性だけでなく30代や40代、20代女性の間でもソロ活がライフスタイルとして広がっており、ソロ活向けのカフェやレストランも浸透しています。
本記事では、ソロ活女子が増えている背景を公的な統計データから解説します。
男女ともに「おひとりさま」が増えている
日本は今、「おひとりさま」が当たり前の時代に突入しています。
総務省統計局が公表している国勢調査によると、2020年時点での生涯未婚率は男性で26.7%、女性で17.8%です。さらに、離婚率は2020年時点で1.57/1000人であり、男女ともに単身で50代を迎えるケースも珍しくありません。
また、2020年時点で男女ともに単身世帯が全世帯のうちの38.1%を占めており、「ソロ社会」での前向きな人生設計が求められています。
女性のほうが男性よりも人口が多い
総務省公表の国勢調査では、2020年の時点で日本の女性の人口は6479万7000人、男性は6135万人です。この結果から、女性のほうが男性よりも350万人前後多いことが分かります。
人口比で考えても単身で50代を迎える女性の割合が多く、前向きなセカンドキャリアを送るうえでもソロ活の需要が高まっています。
50代からでも楽しい! 女性におすすめのソロ活
ソロ活に適齢期はありません。前向きな気分さえあれば、50代からでも十分にソロ活を楽しめます。初級編から上級編まで、人生を前向きに楽しめるおすすめのソロ活を紹介いたします。
カフェめぐり
カフェめぐりはソロ活の定番です。近所で気になっているカフェにふらりと出掛けたり、テレビや雑誌で取り上げられた人気のカフェを休日に訪ねてみたりと、自由なスタイルでのんびり楽しめるのが魅力です。
コーヒーやお茶を飲みながら読書に集中すると、新たな世界が発見できるかもしれません。数百円から活動できるのも魅力の一つです。
カラオケ
ストレス発散には、ひとりカラオケがおすすめです。最近では、ひとりカラオケ専用のカラオケボックスが増えています。人目を気にせず思いきりお気に入りの曲を熱唱できるのが醍醐味です。店舗や時間帯にもよりますが、1時間あたり約400円前後で挑戦できます。
プラネタリウム
癒やしを求めるなら、プラネタリウムがおすすめです。幻想的な星空を見上げながら、ロマンチックな雰囲気の中でゆっくりと目を閉じるだけでも、日頃の疲れやストレスを癒やせます。プラネタリウムは、無料の施設から1000円前後かかる施設など、料金の幅はさまざまです。
陶芸教室
アクティブな創作活動が好きな女性におすすめです。陶芸に没頭することで毎日の疲れや悩みごとを忘れられますし、新たな趣味づくりにもつながります。体験内容によって料金は異なりますが、およそ2000〜8000円前後です。
50代からのソロ活をより楽しむポイント
ソロ活をよりいっそう楽しむために、おさえておきたい主なポイントは以下のとおりです。
●費用をあらかじめ見積もる
●人と比較しない
●流行を意識しない
それぞれのポイントを解説します。
費用をあらかじめ見積もる
ソロ活では予算の見積もりが大切です。仮に、ひとりカラオケを週1回楽しむなら、1回あたり500円とすると、ひと月で2000円の費用がかかります。さらにドリンクや料理をつければ、それ以上の費用が必要です。
ひと月でかけられる予算を具体的に見積もることで、無理なく楽しめるソロ活が見つかるでしょう。
人と比べない
人と比べないことも、ソロ活ではポイントとなります。「あの人が続けているから」という理由でソロ活を始めても、純粋に楽しめません。陶芸や料理の教室でも人と力量を比べず、オリジナリティーを追求したほうが長続きします。
安易に流行に乗らない
ソロ活は自分だけの楽しみを見つけるのが醍醐味です。メディアで取り上げられたソロ活に合わせても、心から楽しめなければ意味がありません。
その時々のトレンドに飛びつくのではなく、自分が本当に楽しめるソロ活選びが大切です。
まとめ
日本の生涯未婚率は男女ともに増えており、50代以降のライフスタイルの見直しが求められています。特に女性の単身世帯が増えているため、ライフスタイルに合ったソロ活を楽しむことで人生がより豊かになります。
人と比べず、流行を意識せず、無理なくコストをかけられる範囲で、長く続けられるソロ活を選びましょう。
出典
厚生労働省 国民の所得や生活の状況等に関する分析 4
厚生労働省 令和4年度 離婚に関する統計の概況 統計表
総務省統計局 令和2年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
リモートワークの日は「コーヒー1杯」でカフェに滞在します。自宅で過ごす場合と比べ、どれだけ節約になっているでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月24日 3時0分
-
高齢「おひとりさま」が1千万人時代へ 死後の手続きセット「終活」新サービスが注目
産経ニュース / 2024年7月23日 9時0分
-
少子化で減り続ける若手社員…膨らむミドルシニア社員の活用が企業の課題に
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月30日 12時0分
-
「空き家が増える=マンション価格が下がる」わけではない…大学教授が「空き家問題は虚像」と断言する理由
プレジデントオンライン / 2024年6月28日 8時15分
-
「子育て支援」はむしろ少子化を加速させている…マスコミがばら撒いた「子育てには金がかかる」という呪い
プレジデントオンライン / 2024年6月27日 9時15分
ランキング
-
1「トヨタが日本を見捨てたら、日本人はもっと貧しくなる」説は本当か
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月24日 6時20分
-
2危険な暑さ…千葉で39度も 「長袖」で対策? 直射日光防ぎ、「冷感」「放熱」猛暑対策に特化【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月23日 23時6分
-
3トヨタ子会社の3工場で稼働停止、部品欠品で「ランクル」「アルファード」の生産ストップ
読売新聞 / 2024年7月23日 20時15分
-
4ユークス、脚本家の野島伸司氏が社外取締役を辞任 一身上の都合
ロイター / 2024年7月23日 16時55分
-
5「脱ママチャリ」電動自転車がここへ来て人気の訳 10万超でも高性能化、小型化で「1人1台」に?
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください