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夏の夜、窓を「開けっぱなし」で寝るのは危険? エアコンをつけたほうがいいの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月13日 2時20分

夏の夜、窓を「開けっぱなし」で寝るのは危険? エアコンをつけたほうがいいの?

夏の夜、エアコンがなくても窓を開けて扇風機をつければ大丈夫であると思いつつも、窓を開けて寝るのは防犯面で危険なのかと心配な人も多いのではないでしょうか。また、エアコンをつけっぱなしで寝た場合の電気代はどのくらいかかるのか、気になっている人もいるでしょう。   本記事ではそのような人に向けて、窓を開けて寝ることの問題点と、エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代を解説します。

窓を開けて寝ることの問題点とは

「エアコンをつけなくても大丈夫」と、窓を開けて寝ている人もいるでしょう。しかし、窓を開けたまま寝るのは防犯面や体調管理の面で問題があるため、気を付けなくてはいけません。まず、前者について、警察庁の調べによると「侵入窃盗の侵入手口」で最も多いのが「無締り」であると公表されています。
 
また、犯人の侵入口になる可能性が高いのは「窓」です。これは、一戸建て住宅では1番目、3階建て以下もしくは4階建て以上の住宅でも2番目に高い侵入口として「窓」が挙げられていることからも分かるでしょう。これらのことから、窓を開けっぱなしにして寝ると被害に遭う恐れがあるため、身を守るためにも寝るときには窓の施錠をする必要があるといえます。
 
後者については、窓を開けて一晩中夜風にあたりながら寝ると身体が冷えすぎてしまう点に注意が必要です。夏でも明け方には気温が下がるため、自分では気が付かない間に身体が冷えていきます。身体が冷えると寝ている間の疲労回復を妨げ、次の日まで身体の疲れを残してしまう恐れがあるでしょう。
 
また、風にあたることで喉や鼻の粘膜が乾燥してウイルスが侵入しやすい状態になるほか、喉が痛くなるなどの悪影響をもたらす可能性もあります。
 

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代はいくらか

エアコンを一晩(約8時間)つけっぱなしにした場合の電気代は「1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(h)×料金単価 (円/kWh)」で算出できます。消費電力は使用するエアコンによって異なりますが、ここでは800Wと仮定して計算しましょう。
 
また、料金単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている全国平均の電気料金単価を参考にして、31円にします。これらの条件の場合、一晩でエアコンにかかる電気代は「0.8×8×31=198.4」で198.4円となることが分かるでしょう。
 
また、1ヶ月(30日)使用した場合は「198.4×30=5952」となり、約6000円かかると算出できます。なお、エアコンの消費電力をはじめ、室温や温度設定といった条件によってかかる金額が異なる点に留意しましょう。
 
少しでもエアコンにかかる電気代を安くしたい場合は、設定温度を高めにしたり、自動運転モードにしたりするなどの工夫をすることが大切です。また、定期的にエアコンフィルターの掃除をして汚れを取り除くことも節電につながります。
 

夏の夜はエアコンを活用しよう

地域や立地などにもよりますが、窓を開けたまま寝ると犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるため、注意が必要です。また、夜風にあたり続ければ体調不良を引き起こす恐れもあるため、エアコンをつけ、窓は閉めて寝るのがよいでしょう。エアコンをつけっぱなしにしたまま寝る場合の電気代が気になる人は、電気代を抑える工夫をしながらエアコンを活用することが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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