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夏休みの宿題をギリギリに済ませる人必見! 貯蓄にも関わる「パーキンソンの法則」とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月6日 22時50分

夏休みの宿題をギリギリに済ませる人必見! 貯蓄にも関わる「パーキンソンの法則」とは?

「パーキンソンの法則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。イギリスの歴史学者・政治学者として著名な「シリル・ノースコート・パーキンソン」が、人間の心理作用に関する非合理的な行動の分析を説いた法則です。氏の著作「パーキンソンの法則:進歩の追求」に詳細に記述されています。   これはわれわれの仕事や貯金についても大きな示唆を与えてくれます。   夏休みの宿題をギリギリになって終わらせるタイプの人、なぜかお金が貯まらないと悩んでいる人、いつも仕事に追われている人は、この法則について知ることで対策できるかもしれません。

「パーキンソンの法則」とは?

「パーキンソンの法則」の内容は、次のとおりです。

第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

 

第1法則:締め切りまで業務を後回ししがちな理由

第1法則は、夏休みの宿題がいつもギリギリになったり、仕事を後回しにしたりする理由を表しています。
 
「締め切りまでまだ時間がある」と感じると、1時間で終わる作業を2時間かけて行ってしまったり、別のことに時間を費やして取り掛かるのが遅くなったりするものです。
 

第2法則:年収が上がっても貯金ができない理由

第2法則は、なかなか貯金できない理由を表しています。「収入が増えたけど、その分、支出も増えてしまい全然貯まらない」という経験がある人もいるでしょう。
 
パーキンソンの法則は、1958年に発表されたといわれ、60年以上も前に提唱されたものですが、今も変わらない人間の心理や行動パターンを表す法則として知られています。
 

「パーキンソンの法則」の対策は?

パーキンソンの法則のとおりだとすると、仕事を期日までに終わらせたり、支出を抑えて貯金したりするのは難しいということになります。ただ、対策はあります。
 

【対策の例(仕事編)】

・本来の期日より前に、自分だけの締め切りを設定する
・1つの仕事をできるだけ細かいタスクに分割して管理する
・いつまでに何をするか、人に宣言する など

【対策の例(お金編)】

・先取り貯蓄(毎月自動的に貯金用口座にお金が移動するように設定して、最初から「ないもの」として生活する)を実践する
・貯金の目的と目標を明確にしておく
・お金を奮発するものと節約するものを決めてメリハリをつける など

いつもギリギリまで動けないのも、貯金が苦手なのも、あなただけではありません。そのような法則があることを知ったうえで対策し、生産性や貯蓄をアップさせましょう。
 

まとめ

「仕事が終わらない」「貯金ができない」、そんな悩みの原因を教えてくれるのがパーキンソンの法則です。
 
パーキンソンの法則は「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」という2つの法則があります。先人の知恵を生かして、自分に合った対策を実践してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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