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スイミングの月謝は「約6500円」! 習い事は本当に必要? 貯金して「進学費用」にするほうが良いの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月9日 2時10分

スイミングの月謝は「約6500円」! 習い事は本当に必要? 貯金して「進学費用」にするほうが良いの?

子どもに何か習い事をさせたいという保護者の方は多いでしょう。ママ友やパパ友の話題に習い事が出てくると、「うちは習ってないけど大丈夫?」と不安になる方もいるかもしれません。   ただ、ほとんどの習い事には月謝が必要です。「とりあえず」や「何となく」で続けている習い事にどれほど大きなお金がかかっているか、お気づきでしょうか。もしそれを貯金していたら、教育資金が必要な際に助かることでしょう。   本記事では、思い切って習い事をやめることで準備できるかもしれない教育資金について解説します。

小学生の4人に3人は習い事をしている

学研教育総合研究所の調査(図表1)によると、小学生で習い事をしている子の割合は72.5%となっており、約4人に3人は何らかの習い事をしているという結果になっています。反対に、27.5%は学校以外に行っている習い事はないそうです。
 
小学生の習い事で最も多いのは水泳で、全体の24.3%にも上ります。特に低学年から中学年までの人気が高くなっていますが、高学年になると塾へ通う割合が水泳より高くなるようです。
 
【図表1】


 
学研教育総合研究所 小学生白書Web版(2022年9月調査) 小学生の日常生活・学習に関する調査より抜粋
 

習い事にかける月謝平均金額

株式会社バンダイが行った2019年6月の「子どもの習い事に関する意識調査」によると、子どもの習い事にかける月謝の平均額は1人当たり1万3607円となっており、学年が上がるにつれて上昇する傾向があるようです。習い事別の月謝の平均額は図表2のとおりで、1番人気の水泳は6471円となっています。
 
【図表2】


 
株式会社バンダイ 子どもの習い事に関する意識調査
 

スイミングを3歳から10歳まで習った場合の月謝総額

スイミングを3歳から10歳までの8年間習った場合、月謝は総額にしていくらになるのかを考えてみましょう。
 
6471円×12ヶ月×8年=62万1216円
 
何と約62万円にもなります。国立大学1年分の学費に匹敵する金額です。月6000円であれば大した負担に感じていない家庭であっても、総額を見てみるとどうでしょうか。
 
ちなみに、筆者の子どもが習っているスイミングの月謝は8000円で、同じ年数習うとすると8000円×12ヶ月×8年=76万8000円にもなります。もちろんスイミングを習っていることで、周りのお友達より泳げる喜び、継続することの大切さなど得ているものもあるのですが、正直なところ「貯金してあげていれば」と思うことは多々あります。
 
習い事にお金をかけたことで、進学費用は奨学金になったとなると本末転倒かもしれませんね。
 

まとめ

子どもの習い事の月謝は、総額にすると意外と大きな負担になっています。子どもの意思を尊重することは非常に大切です。
 
しかし、もし無理して続けているのであれば、習い事の必要性について、一度見直してみてください。
 

出典

学研教育総合研究所 小学生白書Web版(2022年9月調査) 小学生の日常生活・学習に関する調査
株式会社バンダイ バンダイこどもアンケート 子どもの習い事に関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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