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電気代高騰で変化した「職場でのエアコン」の使い方からみる、効果的な節約方法とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月8日 10時30分

電気代高騰で変化した「職場でのエアコン」の使い方からみる、効果的な節約方法とは?

電気代が高くなり、節電を意識して日々努力している方が多いのではないでしょうか。   一般家庭はもちろんですが、職場でも同様に、エアコンの使用を制限する動きが見られます。なかには、設定温度や利用時間を制限する以外に、ユニークな対処方法を取ったケースも。   今回は、職場でのエアコン使用にどのような変化が見られたのか、また効果的な節約方法とは何かについてご紹介します。エアコンの使い方をあらためて確認するのにお役立てください。

職場でエアコンの使用制限が厳しくなったケースが多発!

電気代の高騰を受けて、職場でのエアコンの使用状況に変化が見られたようです。
 
日本トレンドリサーチとユアマイスター forbizの調査によると、主な変化として、「使用時間を制限するようになった」「設定温度を高くした」「サーキュレーターや扇風機と併用するようになった」などが挙げられています。なかには、タイマーをセットして夕方以降は自動で運転が止まるように設定し、節電している企業もありました。
 
また、下記のような対応をした企業もあるようです。
 

<電気代高騰を受けた企業の対応>

●まとまった予算を確保し、古いエアコンを新しく省エネタイプのものに順次入れ替えしている
●社服を冷感素材のものに変更した
●事務所にいる人数を極力減らした

 
電気代をきっかけに設備を刷新するなど、長期的な目線で対応する企業も確認されました。
 

エアコンをまったく使わないのは無理! 効果的な節約方法は?

酷暑が続く夏、エアコンをまったく使わないわけにはいきません。「とはいえ、電気代による経費圧迫も無視できない……」といったときには、以下の点を踏まえて職場の環境を見直してみましょう。
 

<職場の冷房環境の見直しポイント>

●カーテンやすだれで日差しを遮り、室温の上昇を抑える
●扇風機やサーキュレーターで風を通し、体感温度を下げる
●エアコンの冷房が苦手な人と体感温度が高い人を把握し、席を変えたうえで、設定温度を見直す
●室外機の周りに物を置かない・室外機に日差しよけをつける
●エアコンや室外機の清掃をこまめにする

 
空調設備を手がける「ダイキン工業株式会社」の調査によると、夏の冷房に苦手意識を持つ人は54.9%で、半数を超えるとされています。そのなかには、寒さから逃れるために暖かい場所との出入りを頻繁にしている人も。
 
ドアの開閉が多いと、温かい空気が流れ込みエアコンがさらに稼働するため、電気代がかさみます。そこで、「環境省が推奨している室温(夏季28℃、冬季20℃)になるようエアコンを調節する」「体感温度を考慮して配置換えをしてみる」など、あらためて冷房について見直してみるのはいかがでしょうか。
 

電気代高騰をきっかけに環境を見直してみよう

電気代の高騰を受けて、多くの企業がさまざまな方法で対処しています。エアコンの使用時間や設定温度に制限を設けたり、より空調が効くようにほかの機器を併用したり、対応は多岐にわたります。
 
節電・節約に意識を向けるとともに、それをきっかけにして「空調を効果的に使える環境になっているか」「設定温度や稼働時間以外のアプローチはできるか」など、職場環境を大幅に見直ししてみるのもよいでしょう。
 

出典

株式会社NEXER 日本トレンドリサーチとユアマイスター forbizによる調査

株式会社NEXER 日本トレンドリサーチとユアマイスター forbizによる調査

ダイキン工業株式会社 「夏場のエアコン利用と健康管理」に対する意識の調査

経済産業省 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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