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高額請求などトラブルに注意!レッカーサービスを利用する際の注意点とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月9日 2時20分

高額請求などトラブルに注意!レッカーサービスを利用する際の注意点とは?

走行中の事故や故障で動かなくなった車を、修理工場などへ運んでくれる、レッカー移動サービス。   しかし、依頼する業者や状況によっては、トラブルが生じる場合があるため、事前に対処法を考えておく必要があります。そこで今回は、レッカー移動サービスを呼ぶ際の、注意点をまとめました。

レッカー移動サービスは依頼先によって高額請求される場合がある

緊急時にネット検索で業者を探して、レッカー移動を依頼する場合は、高額請求などのトラブルに注意が必要です。
 
「格安」をうたう業者に、レッカー移動を依頼したところ、現場で追加作業の費用などを上乗せして、数十万円もの高額請求をするという事例がありました。レッカー移動にかかる費用は、依頼する業者や状況によって異なりますが、ある程度の相場は知っておいたほうがよいでしょう。
 
例えば日本自動車連盟(JAF)の場合、ロードサービスでレッカー移動を依頼すると、以下の費用が発生します。
 

【会員】

●基本料 無料
●けん引料 15kmまで無料 15km超過1kmごとに730円(税込み)

 

【入会していない方】

●基本料 8時~20時:8380円(税込み)/20時~8時:1万480円(税込み)
●けん引料 1kmごとに730円(税込み)

 
自動車保険に加入している場合は、プランによっては、ロードサービスが付帯していることがあります。レッカー移動サービスを提供して、無料で指定修理工場まで運んでくれる保険会社もあります。保険会社によって、無料でレッカー移動できる距離やルールは異なるため、事前に確かめておくとよいでしょう。
 

自動車保険のレッカーサービスはサービスの対象に注意

自動車保険のロードサービスは、自分の車だけが対象です。走行中に事故や故障などトラブルが生じて、走行不能になった場合に、レッカーサービスを利用できます。サービス対象外のケースでは、レッカーサービスを断られますので、注意が必要です。
 
例えば、事故を起こした相手の車は対象外ですので、レッカー移動を依頼できません。
 
自分の車でも、自宅に駐車していて走行できなくなったり、廃車にするために移動させたりする場合は、サービスの対象外になります。保険会社によってルールが異なるため、サービスの対象となるケースを、事前に知っておくと安心です。
 

レッカー車に同乗できない場合がある

走行不能の車をレッカー移動する際に、運転手や同乗者も、目的の場所まで乗せてもらえるのではないかと、期待するかもしれません。しかし、レッカー車には同乗できずに、自力で移動しなければならないケースもありますので、注意が必要です。
 
例えば、自動車保険のレッカーサービスを利用する際は、基本的にレッカー車への同乗は不可能です。ただし、時間帯や状況によって、移動手段を見つけることが困難な場合は、最寄りの駅や交通手段が見つけられる所まで、同乗できることもあります。
 
JAFの場合は、レッカー車のタイプによって、1〜2名まで同乗可能です。同乗できない場合は、公共の乗り物かタクシーなどを利用して、移動することになります。
 

緊急時に備えて利用するレッカー移動サービスを検討しておこう

走行中のトラブルは、いつ発生するか分かりません。その場でネット検索をしても、レッカーサービス業者を調べられますが、高額請求などのトラブルの事例もあるため、注意が必要です。
 
可能であれば、JAFに加入したり、ロードサービスを利用できる自動車保険に加入したりして、緊急時に備えておくと安心です。
 

出典

一般社団法人 日本自動車連盟 JAF「ロードサービス料金表・作業工数表」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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