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「電気ケトル」でお湯を沸かしたいけど電気代が気になる…!「やかん」で沸かすのとどっちが節約になる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月9日 10時40分

「電気ケトル」でお湯を沸かしたいけど電気代が気になる…!「やかん」で沸かすのとどっちが節約になる?

「リラックスタイムや仕事の合間に、カップ1杯分だけお湯を沸かしたい」   このようなシーンは、日常でよくあることでしょう。   しかし、最近では電気代が高くなっており、電気ケトルとやかんの、どちらでお湯を沸かしたほうが節約になるのかと、疑問を感じます。   そこで今回は、カップ1杯分のお湯を沸かした場合の費用目安について、ご紹介します。生活スタイルに合わせて、どちらでお湯を沸かしたほうが節約になるのか、参考にしてください。

電気ケトル・やかんでお湯を沸かしたときの金額

電気ケトルでお湯を沸かすと、カップ1杯分で約0.49円かかります。計算式は、以下のとおりです。

<電気ケトルでかかる費用の算出方法>

1. 電気代を、1キロワットアワーあたり30円かかると仮定
 
2. 1300ワット(1.3キロワット)の電気ケトルを使い、カップ1杯分(140ミリリットル)を45秒で沸かすと仮定
 
3. 30円/キロワットアワーに、1.3(キロワット)と、使用時間(45秒=0.0125時間)をかけると、0.49円(※小数点第3位以下四捨五入)

電力を使う保温機能がついた電気ケトルを使う場合でなければ、おおむね、上記の金額になります。
 
一方、ガスで同量のお湯を沸かした場合は、1杯あたり0.3〜0.6円程度かかります。ガスの料金は、1リットルのお湯を沸かした場合に、一般的な都市ガスで2~3円程度かかるため、カップ1杯分(140ミリリットル)に換算すると、0.35〜0.525円がかかる計算になります。
 

生活スタイルに合ったお湯の沸かし方を選ぶ

カップ1杯分の費用だけで比べれば、やかんでも電気ケトルでも、大差はないことが分かります。
 
ただし、もちろんすべての人にとって、どちらでも変わりはないとは限りません。
 
例えば、以下に該当する方は、電気ケトルを使ったほうが効率的・低コストに済む場合もあるでしょう。

<電気ケトルのほうが向いているケース>

●カップ1杯分では、すぐに飲みきってしまい、次の1杯のために、頻繁にお湯を沸かすことになる方(都度お湯を沸かすよりも、保温機能がついている電気ケトルのほうがお得になる可能性がある)
●お湯を沸かすごとに、移動・待機する時間がもったいないと感じる方とか、在宅ワークの方

生活スタイルや飲むペースに合わせて、お湯の沸かし方を選ぶとよいでしょう。
 

時間の自由度なら電気ケトルに軍配が

カップ1杯分のお湯を沸かす場合、電気ケトルは0.49円程度、やかんなら0.3〜0.6円程度がかかる計算になります。費用を重視する場合は、どちらを選んでもよいでしょう。
 
ただし、お湯が沸くまでの早さや、その間の時間の自由度からみれば、電気ケトルにメリットがあります。時間に余裕のある方はやかんを、仕事の合間に沸かす方や、頻繁にお湯を沸かすことになる方、お湯にかかりきりの時間を作りたくない方は、電気ケトルを選ぶことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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